前回は太郎ツアーの魅力の秘密について、ウユニ塩湖ツアーを例にとってご紹介しました。
太郎ツアーでは、美味しい物を食べたり、楽しく遊んだりで、参加者同士が大変、仲良くなるという話だったのですが、
更にある理由で絆も深まり、帰ってからも交流は続くようです。
「僕の旅は、余裕を考えて組んでいるんですが、それでもロストバゲージや乗り継ぎギリギリとか、
飛行機がらみのトラブルはよく起こるんです。でもいつも結果オーライ!
航空会社にもちろん協力を得ますが、
思いっきり走って皆で協力してギリギリ上手く乗り切るんで、より絆が深まるんですよ!」
オーロラとか花園とか朝日や夕日。
いわゆるお天気や自然現象をコントロールすることには絶大な自信がある太郎さん。
その能力をつかえば、飛行機がらみのトラブルも、あわないようにできるような・・・。
絶景旅は移動距離が多いので、飛行機に乗っている時間が長いから、確率的にしょうがないんですが、
『どこかで、トラブル乗り切ることを楽しんでいるところがあるから、引き寄せるんじゃないかな・・・。』と
一瞬頭をよぎりましたが、いずれにしても、上手くいくんだからいいですね。
「帰る頃には、ちょっとした戦友みたいです。親戚・家族みたいといったほうが近いかな。
いろんな年代の人がいるし。ものすごく仲良くなって、
年配の方から、『この年になって、新しく、友人ができるなんて思わなかった。』とか、よく聴きますね。
だから、帰る途中から、自然とオフ会の計画がもちあがるんです。
今回のツアーでも『太郎は日本の美味しい寿司屋を知っているはずだ』ということになって、
実際、知っているんで、今度、金沢の寿司屋でオフ会やることになっています。
その時は、僕は自腹で参加です。お店は紹介しますが、ガイド料を頂く仕事じゃありません。
みんな、東京だの大阪だのから実費だけで集まります。
オフ会はすごくいいんです。2回目に日本で合うと、更に仲良くなりますよ。
旅の体験を語れるのは、その時一緒にいったメンバーならではですし。
仲間でしか語れない話がありますからね。
そして思い出を語ることで、もう一回、あの旅ができるんです。」
「日本に帰ってからも旅の楽しさは続いているんですね。」
「あたりまえですが、旅は僕が一番、参加しているので、日本全国に親戚がいるカンジです。
フェイスブックとかで、『東京行きますよ?時間あえば誰か会いませんか?』って投げかけると
『梅田の大丸のツマガリのケーキ買ってきて下さい。』って気軽にお使いを頼まれることもありました。
で、本当にケーキ渡してさようなら。これって、親戚感覚でしょ?
家に泊めてもらうこともあるし、地元の人に美味しいお店も紹介してもらって、
ますます、全国の美味しいお店についても詳しくなっていきます。」
「太郎さんにとって参加者はどういう存在なのですか?」
「一緒に旅をしてくれる人です。喜怒哀楽を共にし、感動を共有する仲間。
ただ違うのは、僕はお金をもらう立場で、お客様は払うということ。
対価の交換はあっても、上も下もない。
日本に帰る頃にはもう親戚ですからね。ツアーに来て下さった皆さんは、普通に口コミもしてくれるし、
ようちえんのことも応援してくれます。リピーターにもなる方も多いです。
でも、そこを狙ってやっているわけではありません。
僕は単に気の合う仲間と楽しい旅がしたいだけなんです。」
旅でも旅から帰っても、どこまでも自分が楽しむ。
その結果、人が楽しめて、お金の循環も自然と生まれ、ビジネスとして成り立つ。なんともうらやましい仕事です。
前回、今回と太郎ツアーの秘密に迫ってみましたが、いかがでしたでしょうか?
少しでも、旅の良さが伝わったなら嬉しいです。
皆様のご感想などもコメント欄でお待ちしております!!
もちろん、今まで通り、本人に直接ご感想いただいてもOK!励みになります!!
では次回もお楽しみに!
※このブログシリーズは「さつきやま森のようちえん」の元保護者で、太郎旅の参加者でもあるライターの山田詩乃が、
読者目線で、太郎さんに今、聞きたい事をインタビューし、まとめたものです。
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