こんにちは。
園長の太郎です。
この時期まで幼稚園選びに悩んでいる方。
転勤が急に決まった方など、まだこれから入園される方もいらっしゃいます。
そんな方も、そうでない方も含めて、一体さつきやま森の学び舎&ようちえん(以下さつきやま)では「何が身に付くのか?」ってよく聞かれるので書いてみたいと思います。
全国に森のようちえんは増えてきました。
自主保育をしているところ。
既存の認可幼稚園の中に森のようちえんの活動を入れたもの。
さつきやまの様に、助成金などを貰わずに独自の教育方針で活動している所。
それ以外の形態もある様です。
それぞれが、子どもたちの未来のためにいろいろな教育方法を実践している状態です。
幼稚園に行くと何がみにつくのか?
それはいろいろあるでしょう。
英語をやっていれば、英語力。
たくさん遊んでいれば、体力。
などなど。その園によって複数のものがみにつくわけです。
では、さつきやまでは?
ようちえんの話をここではしていますので、小学部は置いておいて。
まずは、体力。
これは相当付いていきます。
前は五月山によく上ったから当然ついていたんですが、能勢の古民家に活動の一部を移しても、それは健在。
体力にはいくつかのカテゴリーがあります。
一般的に言われる体力。つまり持久力のようなもの。
これは外で思いっきり走り回っていますので、普通の子よりついてますね。
どれくらい?
リュックを背負って池田駅前から五月山の展望台まで往復9kmを歩いちゃう感じ。
次に筋肉にまつわる体力。つまり筋力。
アスファルトなどバリアフリーでない所で遊びまわっています。
つまりは不規則な凸凹のあるところ。
ここを歩くには、足首の筋肉を始め、バランスをとるために様々な筋肉を使います。
そうやって、日々体力を付けている訳です。
そして、もう一つ。脳の体力。集中力。
凸凹の場所で遊び続けるためには常に集中していなければいけない。
そうしないと転んでしまいますからね。
年中の子がこの間、木彫りの体験をしました。
なんと3時間ほどずっと彫り続けていました。
その間、水筒のお茶を飲んだりはしていましたが、その程度の休憩で。
これには私も驚きました。
凄いもんです。
体力以外に付いていくのが「五感の力」。私たちは五感力と呼んでいます。
学力や体力に対しての造語ですね。
視覚
聴覚
嗅覚
触覚
味覚
ってやつです。
これが鍛えられていきます。
そう、五感は鍛えられるんです。
アメリカのインディアンなどの本にもそれは書いてありますが、
感覚というものは使わないと体力と同じように衰えていく。
コンクリートの建物の中で、エアコンで生活していたら、衰えていくわけです。
さつきやまでは、その真逆。
常に外で遊び、五感に刺激を受けて生活しています。
だからこそ、鍛えられていくんです。
五感は、人を危険から守る役割をします。
日本語がそれを表しています。
「危険なかおりがする。」
というのはその代表格ですね。
それ以外にも、五感を鍛えていくと様々な自然の変化を感じたりすることが出来ます。
それは最終的に直感に繋がっているのかもしれません。
五感が優れていると何がいいのか?
私は、「幸せに生きる力」に繋がっていると思っています。
私自身、自然の変化を感じ日々を過ごしています。
緑を感じ、花の匂いを感じ。
それは、お金や知識では得られない幸せな時間を私に提供してくれます。
そしてその感覚は一度手に入れたら、自転車の乗り方の様に忘れるものではありません。
さつきやまで何がみに付くのか?
体力、そして五感力。
それ以外にもコミュニケーションの力なんかもありますが、特徴といえば上の2点かなと思います。
自然は、子どもたちにその力を渡してくれる。
そんな存在なんです。
園長 太郎
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