【虹色クラス(小学部)】2018年3月5日(月)

こんにちは。
今日は、本当によく降る一日でしたね。
能勢の古民家での活動日に、ここまでしっかりと
雨が降った日は、初めてだったかも…

子どもたちがどんな一日を過ごすのか、
スタッフは密かに興味津々!で
スタート~~(^_-)-☆

かまどご飯は、いつもの彼が、雨に濡れたかまどで、
火を点けることに、チャレンジしてました。

園長太郎さんから、アドバイスをもらいながら、
最初はちょっと苦戦しつつも、やってみて学ぶ!

こーなーは、そんな様子を隣で見て…学ぶ。
でも、見るとやるとじゃ大違いなんだよね~(^-^;

部屋の中で遊び、盛り上がる他の子たちの声を背に、
かまどの火と煙の様子、湯気の出具合を見ながら、
おしゃべりしていたら、
「雨の中でもかまどご飯出来るんだね~。」と
別の男の子がやって来て。

彼は、今日一日を通して『いつもと違う』を
いろいろと探し、見つけて回っていた姿が、
印象的だったな~。

お昼ご飯の後、カルタの輪に入っていたけれど、
「雨あがったみたいょ~!」の声に、スッと立って。

スタッフの涼ちゃんを誘って、周辺を探索しに。

すると、たんぽぽの男の子と、虹色の男の子も
加わって、畑へ。
ファイヤーピットの窪みに水が溜まっているのを
見つけて、プカプカ浮いる炭をつついてみる。

いつもとの違いを見つけては、触ってみたり
して、いろいろ確かめていた様です。

掃除の前には、畑の端に顔を出していた、つくしを
見つけて、見せてくれました。
お母さんへのお土産が出来たと、喜んでいた姿が
微笑ましく。

こちらの彼女は、今日、視察で初参加だった
お姉さん2人を誘って、たんぽぽの子2人と
一緒に、雨降る中、傘を差して歩いてました。

えみーにょが、そっと見ていると「こっちが畑で
たき火をいつもしているところだょ~。」など、
古民家周辺の遊びのスポットを巡って、
ご案内ツアーをしていたとか(笑)

いつもは、畑のファイヤーピットや、
裏のかまどの残り火でおかずを焼く人など、
めいめいの場所に散らばってのお昼ご飯。
今日は止まない雨に、自然と土間に集まって
勢ぞろいで賑やかに。

焼きたいものは、薪ストーブの上に網を
のせたり、薪ストーブの中で、熾火を使って…。
今日は、おもちにウインナー、海苔、さば缶が
登場。焼きたいもの、食べたいものを通じて、
「焼く」「火を入れる」いろいろな方法を
知ることが出来るね。

食後は、何しよっかな~と言いつつも
さっそく次の遊びが始まっていたょ。

室内で始まった『だるまさんが転んだ』。

虹色の子たちが、「走らないことがルールね。」
と声かけで周知。

でも、つい「だるまさんが…」「タッチ‼」って
なると、捕まえたい! vs 逃げきりたい‼ で
小走りに。

すると、「は~し~ら~な~い!」「じゃぁ、
今度から走ったら、その人がオニね。」などなど、
動きながら、その場に合わせてルールが付け
足されていって、室内仕様の『だるまさんが
ころんだ』になっていく。

そんなプロセスがおもしろいな~と、縁側から
子どもたちの様子を見ていました。

今度は、お座布団を島の様に見立てて、
ピョンピョンと落ちない様に渡ってあそぶ!

今度は、えみーにょがカルタを持って来てくれて…
「それ、なになに?」「やりたい~!」
「どうやってやるん?」と虹色、たんぽぽ、
全員が集まって…。

読みたい人続出! 口調が強くなって、口論に
なったり、読み札をパッと持ってかれたと
泣きだす子。いろいろな場面が生まれます。

ワー―ン‼って思い切り泣きたくなることも
ある。今日は、そんな彼女がどうするのか、
今、どうしたいのか、ちょっと離れた近くで
見守ることに。
すると、たんぽぽの子が、スーッと彼女の傍に
行って、話し掛ける姿が。

しばらくして、彼女が落ち着いた頃に、そっと
話し掛けるスタッフ。
何があったのか。どうしたかったのか。
今、どうしたいのか。

その答えは、彼女の中にあるんだものね。

自分の気持ちや、「今こうしたい」に触れて、
カルタをしている皆の方へ、戻って行った
彼女。皆の「今」を見て、タイミングや自分なりの
言葉を探して、関わっているんだね…。

それを、とても自然にやっている姿を垣間見る
ことが出来ました。

一方で、今日初めてたんぽぽの見学に来た男の子も。

カルタしたい! 皆の輪に入りたい!
どうしようかな、どうすればいいかな?
皆の周りをウロウロ…グルグル…。

思いは確実に伝わってくる。
でも、彼が自分で何とかしようとする思いや、
関わっていける感じがあったので、えみーにょも
何とは無しに、声を掛けつつ待ってくれていて。

そうしたら、輪の中で起こったいろんな出来事で、
人が動いていくタイミングや、カルタが1回終わって
「もう1回しよう!」というタイミングで、
彼も輪の中に。

早く皆の輪の中に入るために、大人がやっちゃい
がちなこと、出来ちゃうことはあるけれど、それは
とても不自然というか、人工的というか、人頼みな
ことになってしまう訳で、

そんなこんなしていた間も、大切だな~と。

その間
人を見たり、
何かを感じたり、
どうしようか考えたり、

たくさん、彼自身がやっていたことがあったものね。

今日は、今日の学びがいろいろ見えた
雨の一日でした。

今日もあそんでくれてありがとう。

こーなー

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