ちょっと乱暴な題名ではありますが・・・。
昨日、小学部の子供たちと川遊びをしているときに、ふと思ったことが題名に書いたこと。
私自身も、得意教科と言えばあまり受験に関係のない「理科」「社会」。高校受験の時、この2つの教科なら県内でも最高の学力の高校に行けると、先生に言われたことがあります。でも高校受験で必要だった主要3教科は「国語」「数学」「英語」。その3教科が、芳しくなかった私は、当然その教科の点数に見合った高校に。
気になって、スタッフに聞いてみると。得意教科が1つ、もしくは2つというのがすべてだったと思います。3つ以上得意教科があると言う人は少数派なのかなと思いました。
川遊びをしている子供たちを見ると、自然の中で遊ぶのは得意。特に体を使って遊ぶ、「体育」とっても言えばいいんでしょうかね。
それ以外の得意教科はなんだろうって考えてみると。
「鉄道」
「釜で米を炊く」&「生物」
「ひたすら本を読む」
「友達との友情を育む」
などなど、いわゆる受験教科では測れない得意分野を持つ子供が多いなと思いました。
鉄道好きな子供。「鉄道オタク」と言うとイメージ的には、メガネをかけたり、カメラを持ったり、内気だったり、コミニケーションが苦手だったり。そんなイメージですが、小学部の鉄道好きの子は、川遊びが大好きで、子供たち同士でよくしゃべり、全く内気ではない。もちろんそんなの大人のイメージなんですが彼の得意は「自然の中で遊ぶ」「鉄道」「みんなの前で何かを発表する」。
得意なことが3つもあるんですよね。
すぐにでも、みどりの窓口に就職できそうな気がします。
かまどでご飯を炊く子も、炊飯器で炊いたご飯なんかより、うまくご飯を炊きます。彼はもう直ぐにでも、家電メーカーの炊飯器事業部何かにアドバイザーで就職できそう。
子供の好きなこと、子供の得意なこと。
それが世の中に役に立てば、それが仕事になる。
ちなみに私の得意分野は、「自然オタク」位かな。周りから外にもあるよと言われそうですが。
世の中には、科学でまだ証明されていないことがいっぱいあるように学力では測れないものがいっぱいあります。でも学力は数値化できてわかりやすいので、そこに一喜一憂してしまうのかもしれません。なんとなくお金にも似ているような気がします。
最近見た記事によると、今の日本企業の強みはバブルの頃とは違っていて、オンリーワンになる事だそうです。ちなみにバブルの頃は、ナンバーワンだったそうです。
ナンバーワンを目指すと、ナンバーツーになった瞬間に意味を持たなくなってしまいます。でもオンリーワンだったら・・・。
人はそれぞれ、何かしらのオンリーワンを持っています。それをどう活かしていくか。学力で目指すナンバーワンではなく、個性の持っているオンリーワンを開花させていく。それがさつきやま森の学び舎&ようちえんの目指すところです。
空飛ぶ園長 太郎
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