2023年8月

【太郎さんのここが聞きたい!】VOL.130 「何度も手にとってもらえる「問いかける」本に書き直します!」 その2山田「HPをみたのですが、本当に太郎さんの理想通りの宿ですね!ここだと筆がすすみそうですが、方向性はきまっているのですか?」太郎:今回、あらためて自分に問いかけました。「どんな本をつくりたいのか?」そもそも、僕はこどもに幸せに生きて欲しいということをねがっていて、前回話した、幸せの4要素をみたしながら好きなことを、誰かと関わりながら探求していく大切さを伝えられたら満足です。では、「今の教育がなぜ、今の時代にあわないのか」この質問を解くキーワードは「問い」なんです。山田「問い?」太郎:そうです。普通、学校では「問い」は先生がします。授業でもテストでも、探求学習でさえ先生が「問い」かけるのです。子供は、その「問い」を予想して、一夜漬けの勉強をしてテストを受ける。そうすると3ヶ月後はその内容を綺麗に忘れる。 これって時間の無駄ではないですか?好きなことなら、知りたくてしょうがないから、勝手に「問い」が湧いてきます。知ってからも、次の問いがドンドン出てくる。そうやって知った知識はわすれません。山田「わかるかも!覚えなきゃっていうのは苦痛ですが、大人でも自分がやりたいことで必要な知識はぐんぐん身につくし、ドンドン知りたくなります!」太郎:それに、チャットGPTは、今までのロボットと違って、自己成長していくAIですから、僕たちが寝ている間も学び続けているので、常にいい答えをだしてきます。それと競争して知識を覚えるのも無駄です。これからは自分で「問い」を作れる人が大事なんです。それに、思い返せば僕は常に自分に「問い」かけて生きてきました。だから、本の中でも「問い」を柱に構成しようと思いついたのです。例えば問いを10個たてて、自分なりの答えやヒントを書いて読者はどう思うか「問う」のです。それだったら、70Pぐらいで収まる気がする。「お金ってなんだろう」「勉強ってなんだろう」「挑戦ってなんだろう」「自由って何だろう?」「心のバランスをとるには?」とかね。山田「太郎さんなりの答えとは?」太郎:僕なりの答えは、自然から学んだ視点です。僕にとっては、自然が先生。いくら勉強しても問いがつきることがありません。一つ知ると新たな問いが三つでてくる感じです。山田「太郎さんって、今の朝ドラ「らんまん」の主人公みたいですね!」太郎:そうです!本当に勉強というより遊ぶなかで、自然を解き明かす喜びなんです。そんな自然オタクにくわえて、経営者で教育関係の僕が思う答えを本では書こうと思います。植物の面白さ、不思議さも知ってもらえるし、「問い」を作っていくってこういうことだよ。面白いよ。僕は自然からこう思ったというのを伝えていきたい。山田「子供さんも読みやすそうですね。」太郎:本当に子供にちゃんと届くように読みやすく書きたいと思います。読んだ子は僕の答えを鵜呑みにせずに、自分の経験から「問い」を解いてもらったらいいと思うんです。こんな感じなら、僕らしく自然を語りながら、幸せについて語れるし、軽く書けるし、軽く読めると思うんです。何度も手に取ってもらえる本にしたいですね。夏に出せるように頑張ります!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・太郎の初出版「好きなことだけやって生きてみない?」は下記より発売中空飛ぶ園長出版販売サイトhttps://flyingenchopublisher.square.site/ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・このブログシリーズは「さつきやま森のようちえん」の元保護者で、太郎旅の参加者でもあるライターの山田詩乃が、読者目線で太郎さんに今、聞きたい事をインタビューし、まとめたものです。

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2023.06.01 【太郎さんのここが聞きたい!】VOL.130 「何度も手にとってもらえる「問いかける」本に書き直します!」この春、出版準備が進んでいた太郎さん。直前になって見直し、全部書き直すことにしたそうです!!山田「そういえば、出版はどうなりましたか?」太郎:実は、思うところがあって、全部書き直すことにしたのです。山田「と言いますと」太郎:ある本を読んで、いい内容だったのですが、300p以上あって、一回では読み切れず、内容も重たかったんです。理論的だし、宗教、哲学、教育の分野にわたって書かれている本でとても納得するけど、サラサラ読めないんです。でも、我が身を振り返ると、僕の本もそれと同じくらいのボリュームで重たいのではと思ったのです。山田「似たような本を読んだことで、自分の本を体感的に客観視できたのですね?」太郎:そうなんです。僕の作りたい本はこんなのじゃない。だから、一回原稿全部、捨てて書き直しすることにしたのです。ゴールデンウィークに隠岐の島ですごく好みの宿をみつけたのでそこに3泊4日こもって書いてきます。山田「本題とはそれますが、それは、どんな宿なのですか?」太郎:僕の好みは、古民家を改修したもので、海や山が近くて美味しい食べ物が食べられて、旅人や宿の人と交流できるところ、沖縄はこのシーズン全部いっぱいだったのですが、隠岐の島で「佃屋」という宿をみつけたのです。その2に続く

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2023.05.15 【太郎さんのここが聞きたい!】VOL.129 「もっとも幸せな生き方は・・・」最近、太郎さんの心の重たい石を転がす、素敵な言葉に出会ったそうです。太郎:MIT(マサチューセッツ工科大学)の卒業式でDropbox創業者ドリュー・ヒューストンが語ったスピーチ「人生を成功させる3つのポイント」を目にしたのですが、それが、最近、僕が悩んでいたことの答えのように思ったんです。山田「どんな内容なのですか?」太郎:一つめは、テニスボールを追いかける犬のように夢中になれる解決課題をもつこと。成功者たちは、ただ単に大好きなことを仕事にしているだけじゃなく、気になって仕方がない、大切な問題を解決することに没頭している。二つめが、常に自分の魅力を発揮できる仲間(サークル)を持つこと。三つめが、人生は30000日しかないということ。という内容だったですが、僕は、最近、好きなことをやっているのに、何かものたりなさを感じていたので、一つ目の内容を知ってこれだと思ったんです。要はチャレンジして、冒険心をもって、問題を解決攻略することに夢中になっている人が最も幸せな人ってこと。さらに三つめの「人生は30000日」というのも、僕は、半分は過ぎたなと思うと残りの人生、大切なことに時間を使いたいと思いました。前回、話したように、学び舎では世界を平和にできる人材が育ちはじめて訳ですし、僕も好きなことをするだけでなく、もっと挑戦する自分を子供達にみせたいなと思って。そうしたら、僕がやっているエコツアーをもともと始めた理由を思い出したんです。「美しい地球を残したい」という。山田「以前、ツアーに連れて言ってもらったときに、おっしゃっていましたね!エコツアーで観光客がお金を落とすことが、自然を保全することになるって」太郎:そうなんです。でも、ツアーが学び舎を存続させるための資金調達の役割だったときは、負担になったこともありました。それが、学び舎がちゃんと利益がだせるようになり、コロナがおさまってきて、海外にもいけるようになったのですが、円安、原油価格高騰、物価高騰でツアー代金は倍以上にはねあがり、ツアーをつくるのに躊躇していたのです。ですが、今回のこのMIT(マサチューセッツ工科大学)の卒業式でのDropbox創業者ドリュー・ヒューストン言葉に出会って重い腰を上げることにしたのです。ツアー代が高くても、海外に行きたくて、自然を愛してくれる人にツアーをつくろうと。とりあえず、カナダのオーロラツアーからスタートします。気になる方は、ご連絡お待ちしております。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・太郎の初出版「好きなことだけやって生きてみない?」は下記より発売中空飛ぶ園長出版販売サイトhttps://flyingenchopublisher.square.site/ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・このブログシリーズは「さつきやま森のようちえん」の元保護者で、太郎旅の参加者でもあるライターの山田詩乃が、読者目線で太郎さんに今、聞きたい事をインタビューし、まとめたものです。

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【太郎さんのここが聞きたい!】VOL.128 「学び舎で成長した子供とAIとのコラボ講座」 その2山田「なんか、それだけで、すごいですね!」太郎:一つ一つの質問に的確に答えて言ってました。あと、面白いところでは「学び舎では多数決がないのですが、話し合いが基本って、実際どうでしたか?」と言う質問。何か決めるとき、多数決の方が早いですから、当然の質問です。彼は「多数決で決めない方が、自分のいいたいことが言える。」と答えました。山田「それは、具体的にどういうことなのですか?」太郎:多数決だと、白黒はっきりつけなきゃいけないし、少数派は言い辛くなるし、白でも黒でもない意見は無視されます。でも、学び舎は全員の意見を確認してくれるのです。小さな子だから、大きな子だからの区別なく。例えば、冷やし中華の具をのせるかのせないか問題。好き嫌いや、アレルギーの子にだけ配慮すると、具をのせるのはやめることになる。でも、みんなの意見を聞くと、いろんな発想のバリエーションが生まれるのです。結果、このときは、料理はみんなでして、食べるときは、バイキング形式というところに落ち着きました。山田「多様な意見を取り入れて結論をだしていくのですね。」太郎:そうです。話し合いには時間がかかるけど、みんなが納得します。そして、どこかしら、自分の意見が採用されているのです。山田「CHAT GPTはどういう意見でしたか?」太郎:多数決のある話し合いと多数決をとらない話し合いの違いを聞きました。色々答えましたが結論は「紛争が起こりづらくなる」山田「すごい!」太郎:多数決は発信力の強い人に有利ですからね。多数決のない世界に生きていること。その素敵さは保護者にしってもらいたいことの一つでした。山田「AIも太鼓判を押してくれてますしね。他は?」太郎:「勉強はどうしたか?」かな。彼は「僕の場合は料理が勉強だった」と答えました。この料理を○人前つくろうと思ったら、どんな予算で、何を○g買わなくてはならないとかで算数が必要だし。レシピを読むためには国語も必要だし。彼にとって、やりたい料理をするために、必要で便利だったのが勉強だったというわけです。山田「内側から沸いてくる、実用的な学びだったわけですね。では、そのまま、高校も学び舎で?」太郎:そうです。ただ、ちゃんと、外部の受験もして、受かったんですよ。受かったうえで、学び舎を選んだそうです。そして、小学部のスタッフも始めます。山田「参加者さんの反応はいかがでしたか?」太郎:「生徒の子のしゃべりが凄すぎる。」とのことでした。最初は勉強を教えないことに懐疑的だった男性が「こういうところに育った子供が、将来、政治家になって日本を変えていくんだろう。」と言っていたそうです。山田「どのくらいの方が参加されたのですか?」太郎:総勢45名ぐらいでしょうか。山田「関心の高さがうかがえますね!」太郎:今回、演者の一人としてChat GPTをメンバーに入れたのですが、効果的でした。最後のまとめの言葉なんて、僕よりずっと上手いです。でも、だからこそ、今までの勉強の意義が問われるんです。計算や暗記、文章作成はAIが一瞬でしてくれるのだから、これからは、AIにどう質問できるかの方が大事です。それと、できあがった物がまだまだ100%ではないので、そこにどれだけ違和感を、感じられるかが大事ですね。そして、質問を続けられるのは「好奇心」が必要です。「好奇心」が育っていないと、質問すら出てこない。山田「質問し続けられる人を育てるには、好奇心をどう育てるかだと?」太郎:そうです。好奇心は好きな事でしか育たない。今の既存の学校の勉強では育たないのです。すきな事は、自然と上手くなりたくなるし、そのために知りたくなるから・・・。AIは新しい物は生み出せないのですが、学び舎の子は新しい物を生み出すのが上手なんです。自治をしているからあの手、この手を考え出します。卒業生で公立中学に行った子がいきなり生徒会に立候補したとききました。自分達で決めることが普通だったから、自分達のあずかり知らぬところで決められるのがいやだろうし、立候補は自然な流れなのでしょうね。山田「本当だ!政治家につながっていきますね。本当に日本を変えられる子が育っているんですね!」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・太郎の初出版「好きなことだけやって生きてみない?」は下記より発売中空飛ぶ園長出版販売サイトhttps://flyingenchopublisher.square.site/ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・このブログシリーズは「さつきやま森のようちえん」の元保護者で、太郎旅の参加者でもあるライターの山田詩乃が、読者目線で太郎さんに今、聞きたい事をインタビューし、まとめたものです。

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2023.05.01 【太郎さんのここが聞きたい!】VOL.128 「学び舎で成長した子供とAIとのコラボ講座」2023年.3月26日に太郎さんは、さつきやま森の学び舎でようちえんから、10年通い続けている子どもとズームで講演会を開きました。そのときのお話をお聞きしました。山田「中高部の生徒と一緒にズームで講演会されていましたが、これはどういうきっかけだったのですか?」太郎:小学部の保護者と話す機会が少ない気がして、ちゃんと、学び舎のことを伝えたいと思ったのがきっかけでした。それには、この学び舎でどういう風な子が育つのか実際に話を聞いてもらうのがわかりやすいですからね。彼は、ようちえんから10年間、この学び舎で育ち、高1になりましたから4月からはお仕事として依頼もできるので、3月は試しに、その前段階として無料で保護者だけでなく一般の方もむかえて講座を開催しました。さらに、今回は「CHAT GPT」もメンバーに加えてやったんですよ!!山田「今、世界中を虜にしているAIのCHAT GPTですね。どんな風にコラボしたのですか?」太郎:参加者さんの疑問、質問に答える形式です。彼と僕の目線、そしてCHAT GPTには一般論を担当してもらいました。山田「たしかに、AIなら最高に中立な意見を出してくれそうですね。どんな質問があったのですか?」太郎:「学び舎で満たされなかったことは?」と聴かれた方がいました。すると、彼はこう聞き返したんです。「満たされないってどういうこと?」彼は「満たされないってことがない。そんな瞬間がない。」と答え具体的にどういうシチュエーションのことを聴いているのか確認しました。すると、参加者さんから「学び舎でやりたいことがやれなかったことはありませんか?」と質問、これには「いろんな考えの子があつまっているので、何かしたいときに、自分が最初、思い描いた通りにならないことはある。でも、仲間と話し合って、やりたいことは出来ている。」と答えたんです。その2に続く

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【太郎さんのここが聞きたい!】VOL.127 「幸せになるにはレッスンが必要です」 その2太郎:そうなんです。振り返ると、自己肯定がどうとか、自由と責任とか難しいこと言ってましたがそのあたりはどうでもよくなってきて、幸せだったらいいんじゃないかと。ただ、幸せになるには、誰かとシンプルなコミュニケーションをとるのが鍵なんですが、言葉にすると簡単ですが、これが大人は以外と難しいので練習がいります。できない瞬間は自分の中で何かがひっかかっているんです。 山田「例えば、具体的にはどんなことなのでしょうか?」 太郎:例えば、先日学び舎であったことですが、スタッフが、自分のモヤモヤの原因を子供に押し付けた事例があります。子供が何か言い合っていて、急に一人の子が走り出し、もう一人の子が追いかけました。その瞬間、スタッフは追いかける子を制止したんです。これ、うちの方針的にはNGなのですが、何が問題かわかりますか?スタッフは、走り出した子は、その場から辛そうな顔で逃げたから、守らないといけないと思ったそうです。 山田「普通にありそうなシーンです。」 太郎:でも、これって、子供はスタッフに「守って」と言ってないんです。止めたかったのは大人であるスタッフです。しかも、なぜ、自分が止めたいのかもわからず止めたのです。自分の気持ちを確認せずに踏み込んで、子供達の気持ちも聞けていないのです。この場合、このスタッフは、問題を裁く裁判官の位置です。 山田「普通、大人や先生ってそういう場面に遭遇したら、そんな風にする人も多いでしょうね。」 太郎:でも、ジャッジはだれも求めていないし、そもそも喧嘩の当事者ではない。関わるなら、許可を得なければなりません。「二人をみていて、モヤモヤするから、気持ちをきかせてくれる」と。 だいたい、自分がモヤモヤしたのはなぜなのか気付く必要があります。昔のトラウマに関係するかもしれないし、自分のポリシーにふれたのかもしれない。でも、そこを明らかにず、目の前のきつそうな顔をした子供がいたから、追いかける子をとめたというのは。子供を守っているようで、自分の行動の責任をとらず、子供に責任を負わせていることになるんです。 山田「このあたりは、日本の一般の大人の考え方と違うから、読者様も?って思うところかもしれませんね。もう少し、ご説明いただけますか?」 太郎:スタッフが子供達が言い争う姿をみて、危ないから止めたというのは、「私は正しい存在です。」という位置にいるんです。本当におきていることは、スタッフがその様子を見て、なにかに触れて辛くなったから止めたのです。子供達はそんなきつい状態ではなくて、遊んでいただけかもしれない。場をはなれたのはトイレに行きたかったからかもしれない。だとしたら、このスタッフは学び舎の方針にしたがってとる行動は 「なにか大きな声をだして言い合っているけど、二人をみていると私は胸がモヤモヤするんで、なにがあったのか聞いていい?」 と聴くことから始めることです。二人の問題に参加表明してから関わる。そして、ふたりがどんな気持ちなのか確認が必要でした。自分のモヤモヤに気付いて、それを隠さずに関わるのと、自分を隠して、ジャッジする大人として危ないから止めるのでは大きな差があります。これって練習しないと出来ないんです。 学び舎にスタッフに入ると、この練習をすることになります。 AIがこれだけ発達中の今、ジャッジや相談の最適解はもうコンピューターがやってくれるので、僕たちがやることは「自分が幸せだと感じる方法」日々トレーニングすることなんだろうと思うんです。スタッフだけではなくてもちろん子供達もです。 特に一般の学校から、学び舎にくると半年から1年間、素直にできない自分、猫をかぶってしまう自分に苦しむことがあります。 身についた習慣はやすやすと手放せません。トライし始めは大変です。自分に気付いて、言葉にするトレーニングしていくしかない。 山田「それって、実際、みなさん、続けられるのですか?」 太郎:今は苦しみ、もがいても、結局、楽しそうな方に人は向かいますからね。自分の気持ちを隠してコミュニケーションするのを手放した方が、楽しいにきまっているし。自分は自分であっていいってわかると、自信になるんです。 だから、僕たちは、子供達に教育方針として、「幸せに生きる力を付ける」と「自分の気持ちが確認できて、相手の気持ちも聞ける。」ように 「自分の気持ちを話しても変だと言われない場」を用意するんですよ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・太郎の初出版「好きなことだけやって生きてみない?」は下記より発売中空飛ぶ園長出版販売サイトhttps://flyingenchopublisher.square.site/ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ このブログシリーズは「さつきやま森のようちえん」の元保護者で、太郎旅の参加者でもあるライターの山田詩乃が、読者目線で太郎さんに今、聞きたい事をインタビューし、まとめたものです。

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2023.04.15 【太郎さんのここが聞きたい!】VOL.127 「幸せになるにはレッスンが必要です」学び舎の教育方針には「幸せに生きる力をつける」というのがあるのですが、太郎さんは最近、人間、究極、この力を身につければそれでいいのではと感じているそうです。ただ、幸せになるにはレッスンが必要で、子供達より、大人の方が苦戦するのだとか。 太郎:学び舎の教育方針も今までは色々言ってきましたが、今は2つに絞っています。1つは「幸せに生きる力を付ける」もう1つは「自分の気持ちが確認できて、相手の気持ちも聞ける。 山田「そもそもなのですが、太郎さんが考える幸せってなんですか?」 太郎:慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究委員長・前野教授が提唱する「幸せの4因子」を日常にすることだと思います。 山田「幸せの4因子について具体的に教えていただけますか?」 太郎:簡単に言うとこの4つ1、やってみよう(自己実現と成長)2、ありがとう(つながりと感謝)3、なんとかなる(前向きに楽観的)4、あるがまま(じぶんらしく)これが当たり前になっていくのが理想の幸せな状態です。 でも、この状態が自分の中や環境にいつもあるのは一般的にはなかなか難しいと思います。そもそも大人が実践できていないし、特に日本では難しいです。 今の日本の教育は幸せの4因子の真逆ですから。例えば、- チャレンジすると失敗する。やめよう- 心からありがとうなんて言えてない- なんとかなんてならないし、勉強しなければならない - あるがままでいたらいじめられる しかられ 出る杭はうたれるこれが当たりまえだから学び舎は幸せになる方を選びます。 山田「今までは2つ以上あったのですか? その2に続く

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【太郎さんのここが聞きたい!】VOL.126 「古民家買うための資金調達方法が神!」 その2太郎:うちは、一般社団法人なので、寄付する側の一般寄付金の資金算入限度額は所得基準額と当期所得金額の4分の1なんです。 つまり、資本金1000万で1500万の所得の会社なら、10万円しか税務処理で資金と認められないという。 山田「免税分がすごく低いんですね。」 太郎:さらに、寄付をもらったとしても、売り上げとして計上されて課税対象になるんです。(非営利型法人は別) 認定NPOとか公益社団法人だったら別ですが。 その点、個人間の貸借は借用書があれば出来るし、金利は自由に設定できるし、借金だから売り上げに入らないので、税金がかからないんです。 山田「1%は銀行金利より高いですが、クラファンに払う手数料と比べても段違いですね。」 太郎:クラファンは思いが強いスタートアップの会社なら認知を広げるためにいいけど、うちのように基盤のある会社にとっては、正直、時間と手間をとられて面倒くさいです。 今回は、1本のメールとズーム1時間だけですよ。しかも、そんな難しいこと話していない。場所とか、間取りとか、新しくできることの可能性を話しただけです。 山田「信頼もすごいけど、そもそもの発想が天才的です。今後のスケジュールは?」 太郎:3月9日に引き渡し、関係者向け内覧会を行って、どんな風にしていきたいかアイデア募集します。 それを元に大工さんと精査して、4月はじめから工事です。 子供達の移動は、子供達のタイミングで行えたらと思っています。 山田「信頼貯金が相当、貯まっていますね。」 太郎:しかも、今年は弁護士さんの保護者がいて、書類をみてもらったし、電気工事も、ガス工事の仕事している保護者がいるんです。 照明にこだわろうかと思っていると、照明で賞を取ったひとがいて これも身内でまかなえてしまう。しかも、お父さんの格好いい姿をみせられますよね。 山田「すごい勢いですね。」 太郎:こういう瞬間のためにいつもは動かないのかも。スタッフにまかされる環境だったからできました。久しぶりに働いた感じですね。やりたいことなので楽しいですけどね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・太郎の初出版「好きなことだけやって生きてみない?」は下記より発売中空飛ぶ園長出版販売サイトhttps://flyingenchopublisher.square.site/ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ このブログシリーズは「さつきやま森のようちえん」の元保護者で、太郎旅の参加者でもあるライターの山田詩乃が、読者目線で太郎さんに今、聞きたい事をインタビューし、まとめたものです。

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自分の中で何かが止まってしまい。インタビュー記事はできていたのですが、シェアできずにいたこの4ヶ月。やっと、抜けたピースが埋まったようになって、前に進める感じになってきました。7月と8月は完全にお休みをいただいていましたが、9月からは復活。今まで溜め込んだ記事も併せてアップしていきます。これからもよろしくお願いいたします。2023.04.01 【太郎さんのここが聞きたい!】VOL.126 「古民家買うための資金調達方法が神!」中高部が学び舎の運営に携わり、かりに太郎さんが辞めたとしても学び舎が存続することが分かった太郎さんは、設備投資に意欲的になり、醤油づくりを心置きなくやるために、なんと池田に古民家を購入したそうです!! 山田「急展開ですね!どのくらいの大きさなのですか?」 太郎:土地が280平米、二階建てで、離れあわせて8LDKです。 とりあえずは天井を一部綺麗にしたり、トイレの修繕、ガスを引いたりして、薪でたくお風呂つくったり、ペレットストーブを追加で設置したりしようかと思っています。 木工工作室や、子供が外で遊んでいるときのために、外のトイレも増設したいと考えています。 障子やふすまを張り替えたり、壁に珪藻土塗ったりは子供達と作業すれば、修繕も自分達でできるようになるんですよ。寝不足になるぐらい日々、情報を収集しています! 山田「楽しそうですね!資金はどうされたのですか?」 太郎:1月20日に情報が入って、内見して、地域の方と相談して、買える情況がととのったので、資金集めを始めました。 リフォームも含めて1200万必要だったんですね。それで、保護者にむけて2月11日に説明会をおこなったところ、10日もしないうちに身内だけで1200万集まりました。 山田「!!!すごくないですか?どんな条件なのですか?」 太郎:利息は1%最長7年満期で、出来れば、5.6年で返す予定です。 子供達が使う場所なのでと100万円単位で貸し出してくれました。 山田「まあ、確かに、定期だったらそんな単位ですよね。銀行より金利良いし。でも、信用がなかったら出せない金額ですよね。他に何かクラウドファンディングみたいにリターンがあるんですか?」 太郎:修繕に関わったりとかできます(笑)お金を出されてない方もですが。 山田「お父さん達にすれば、秘密基地を作る感覚ですね。」 太郎:それに、池田に拠点が出来れば、能勢への行き帰りのバスの時間がいらないので、子供達の遊ぶ時間が増えるんです。遅れても市内のバスで普通に来れますし。駐車場も用意するから車でも気軽にこれる。裏山も借りられるし。保護者とスタッフが話す場も出来ます。気軽にあつまれる場があれば、共同作業も色々出来るんです。 ウーファー制度復活して、外国人の方受け入れてもいいし。 チャレンジしたいこと全部チャレンジできるんです。 周りに知り合い多いし、池田の議員の半分はお付き合いあるし。 都会のメリットを享受しながら田舎のメリットが得られる 山田「残りはどうするんですか?クラウドファンディングとか?」 太郎:うちはクラファンはしないですね。メリットが少ないんです。 計算したら、手数料に税金もとられて、リターンだしていたら、よくやって半分ぐらいしか集められないことが分かったんです。 しかも、集めるのが大変で、リターンの発送にも手間がかかる。 山田「では、寄付を募るのはいかがですか?」 その2に続く

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【特典付き先行前売り期限迫る!!】太郎の初出版の本「好きなことだけやって生きてみない?」印刷前のチェックが全て終わり、現在印刷してもらっています。印刷前のチェックで、紙の質や色の感じなども見ました。自分で言うのも何ですが、かなりいい感じです。早く完成したのを手に取りたい!!そう思える1冊に仕上がりました。前の宣伝文でも書きましたが、今回の本は私の作った出版社からの初出版。多くの友人たちから、「出版社から作るなんて!!」そんな出版社を作った秘話などを話す、ZOOMの講演会が先行予約特典としてついてきます。先行予約の期限は2023年8月31日までとなっております。前回のお知らせの後、JCBなどでの振込のができなかったり、配送設定ができなかったりとトラブルがありましたが、今は全て解消しています。ご迷惑おかけしました。出版記念講演会も、静岡、名古屋、福岡、東京、京都などで準備を進めています。それ以外にも数箇所回る予定です。最近、いろいろな人から「これからの時代は、好きなことをして生きる時代だ」「好奇心が何よりも大切な時代になる」などの話を聞くようになりました。サラリーマンは安定しているように見えますが、でも実際は違うのかもしれない。65歳で定年して、90歳近くまで生きるためにお金が足りないなんて話をよく聞きます。実際に多くの相続税を払うのは、エリートサラリーマンではなく、手に職のある人が多いとか。手に職があれば、人生の最後の方まで働けますから。されにそれが好きな仕事だったらなおいいですよね。学び舎の子どももそうですが、多くの子どもたち、そして大人たちにも自分の好きなことをして、人生の最後まで楽しんでいただきたいと思っています。そのためには時代の変化についていかないといけない。小難しいことではなく、ちょっと考えたら大丈夫だと思います。どうやって好きなことだけして生きていくか。そんなヒントをいっぱい書きました。せっかくなら特典のあるうちにご購入ください。購入はこちらから>>>https://flyingenchopublisher.square.site先行予約特典は8月31日購入まで!!空飛ぶ園長 太郎

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