新年明けましておめでとうございます。
このブログも、皆様にご愛読頂きまして2年目に入りました!本年度もよろしくお願いします。
さて、本題に入る前に告知を一つ!太郎さんへのインタビューがブログを飛び出してラジオで聴けます!是非!!
1月19日と26日土曜日朝10時30分から11時までインターネットラジオ「ゆめのたね放送局」https://www.yumenotane.jp/の関西チャンネル「Joyful Life Recipe」にアクセス下さい!!
太郎さんの穏やかな語りの中に熱い物がある、おしゃべりがお楽しみいただけますよ!!
では、今年最初のインタビューです。
「2018年の総括と2019年のプランをお聞かせいただけますか?」
「2018年と今までの大きな違いは、園として安定し、成熟した良い場づくりが出来たと実感できたことです。
保護者も子供もスタッフも楽しんで満足してくれている。
その結果が、途中退園0人。年中年長から公立や私立の幼稚園に転園0人。2019年度の入園はキャンセル待ちという状況に現れています。」
「それは凄い違いですね!それにしても、よく、問題点に向き合い、保護者の意見に耳を傾け、ここまで転換できましたね。」
「それは、僕が『自然』を相手にしているからだと思います。『自然』は常に一定ではありません。だから変化の中で、違和感を感じたらバランスをとることが必要なのです。
時代的にも教育の一つのカテゴリーとして認められてきたのも大きいです。
特に小学部について、様々な事情で学校に行けなくなった不登校の子供を扱うフリースクールは今までもあったんですが、僕達は、どちらかというと『能動的不登校』の子が対象。
学校には自分のやりたいこと、ほしいものがないので、あえて行かない、積極的に選択しない子のための受け皿なんですが、
今まで、日本になかった価値観の学校なので、批判の矢面に立たされました。
『幼児期にやりたいことなんて選択できない。こんなようちえんや学校があるから、わがままで我慢のできない人間が育つ。学力は大丈夫なのか?』と。うちの子たちはまだ社会にも出てないし、我慢のできない人間はむしろ既存の教育のせいだっていいたいし、どんなに、勉強面も大丈夫だと説明してもいろいろ心ないこと言われました。
これは、外来種を駆除しようとする反応に似ています。僕は外来種を否定しません。
確かに一回は爆発的に広がり、今までの生態系がかわるかもしれませんが、必ず、自然は調整を行い、駆逐され、生き残ったものが、とりこまれて調和し一つのポジションに収まるのです。
森のようちえん&学び舎は、さんざんたたかれてきましたが、今は、ようやく一つのポジションに収まりはじめたところだと感じています。
先日、本屋に行って平積みの本を見て思ったのですが、メディアアーティストで研究者の落合陽一さんや数学者の新井紀子さん、実業家のホリエモンこと堀江貴文さんの本がベストセラーで並んでいて、総じて、新しい形の教育が必要と言っている。
特に堀江さんの「ゼロ高等学院」https://zero-ko.com/は、面白いですよ!!
実際、説明会にいってきたのですが、やっぱり、積極的にやりたいことが出来る高校を能動的に探している、すごい子たちが集まっていました。
森の学び舎の子供達の将来の選択肢としても注目しています。
ということは、自然と中学、小学校、幼児教育にも、目が向けられるはずなんです。
2018年はエコツアーの方でテレビの取材がありましたが、2019年はようちえんや学び舎の取材がマスメディアからくる予感がしています。」
「まずは、インターネットラジオ ゆめのたね放送局の私の番組にも出演いただいておりますしね。」
「その一方で僕は、双方向につながっていくミニコミ活動をしていくつもりです。その一つが『オンラインサロン』です。
父兄の子育て相談はもとより、各地で教育系の話が聴きたいとの依頼が来ているのですが、個別に対応する時間は限られるし、場所もいるし、距離があるとお互い費用が発生します。
それを『オンラインサロン』は解決してくれるのです。」
「具体的にはどんな内容なのですか?」
「フェイスブックの非公開グループを使い、1か月に2回、何かテーマを決めてLIVE放送します。それについて、質問を文字で受け付け、その場で答えていく感じです。」
「電話で悩み相談室みたいな感じ?」
「そうですね。見ている人は質問を文字で入力します。毎月1,080円の会費で1日と15日の夜の21:15~22:00にやろうかと」
「ママは子供を寝かせた後で、パパは帰宅途中の電車の中ぐらいの時間かな?スマホを使えばどこでも聴けますし、文字入力だから声をだすことはないしいいですね。」
「また、フリースクールや自然学校を運営される方向けには、別に相談を受け付ける、プロ向けのコンサルタントサロンもつくろうかと思っています。」
「2019年も面白そうですね!!一言でまとめるとどうなりますか?」
「『広げる』です。
今年は、森の学び舎やようちえん事業が多くの人の選択肢となれるよう、マスメディアにアプローチし、ミニコミで深い理解と繋がりを得て行こうと思っています。」
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※このブログシリーズは「さつきやま森のようちえん」の元保護者で、太郎旅の参加者でもあるライターの山田詩乃が、読者目線で、太郎さんに今、聞きたい事をインタビューし、まとめたものです。
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