最近、太郎さんの心の重たい石を転がす、素敵な言葉に出会ったそうです。
太郎:MIT(マサチューセッツ工科大学)の卒業式でDropbox創業者ドリュー・ヒューストンが語ったスピーチ「人生を成功させる3つのポイント」を目にしたのですが、それが、最近、僕が悩んでいたことの答えのように思ったんです。
山田「どんな内容なのですか?」
太郎:一つめは、テニスボールを追いかける犬のように夢中になれる解決課題をもつこと。成功者たちは、ただ単に大好きなことを仕事にしているだけじゃなく、気になって仕方がない、大切な問題を解決することに没頭している。
二つめが、常に自分の魅力を発揮できる仲間(サークル)を持つこと。
三つめが、人生は30000日しかないということ。
という内容だったですが、
僕は、最近、好きなことをやっているのに、何かものたりなさを感じていたので、一つ目の内容を知ってこれだと思ったんです。
要はチャレンジして、冒険心をもって、問題を解決攻略することに夢中になっている人が最も幸せな人ってこと。
さらに三つめの「人生は30000日」というのも、僕は、半分は過ぎたなと思うと残りの人生、大切なことに時間を使いたいと思いました。
前回、話したように、学び舎では世界を平和にできる人材が育ちはじめて訳ですし、僕も好きなことをするだけでなく、もっと挑戦する自分を子供達にみせたいなと思って。
そうしたら、僕がやっているエコツアーをもともと始めた理由を思い出したんです。「美しい地球を残したい」という。
山田「以前、ツアーに連れて言ってもらったときに、おっしゃっていましたね!エコツアーで
観光客がお金を落とすことが、自然を保全することになるって」
太郎:そうなんです。
でも、ツアーが学び舎を存続させるための資金調達の役割だったときは、負担になったこともありました。
それが、学び舎がちゃんと利益がだせるようになり、コロナがおさまってきて、海外にもいけるようになったのですが、
円安、原油価格高騰、物価高騰でツアー代金は倍以上にはねあがり、ツアーをつくるのに躊躇していたのです。
ですが、今回のこのMIT(マサチューセッツ工科大学)の卒業式でのDropbox創業者ドリュー・ヒューストン言葉に出会って重い腰を上げることにしたのです。
ツアー代が高くても、海外に行きたくて、自然を愛してくれる人にツアーをつくろうと。
とりあえず、カナダのオーロラツアーからスタートします。
気になる方は、ご連絡お待ちしております。
このブログシリーズは「さつきやま森のようちえん」の元保護者で、太郎旅の参加者でもあるライターの山田詩乃が、読者目線で太郎さんに今、聞きたい事をインタビューし、まとめたものです。
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