令和がスタートし、ゴールデンウィークがあって、この15日間はすべての日本人にとって特別な時間だったと思いますがいかがでしたか?われらが、太郎さんも、新しい時代、令和を迎えるにあたって、更に固定概念を外す取り組みをはじめました。
太郎さん:ちょうど、家の賃貸契約更新が4月30日だったので、家財道具一式処分して、5月1日から家のない生活をはじめることにしたんです。
『衣食住は本当に必要か』って思いまして、
衣類はお下がりをもらえるし、食は食べないで生きていける人がいるのをしっているので検証済み。
で、僕は、食べることは好きなので、それをあえてしたいとは思わない。でも、住居ってどうだろうと。
「今、結構、定住所をもたない生き方って、トレンドではありますよね。インスタで#VANLIFEっていれると400万件超える投稿がありますし、アドレスホッパーも話題です。」
太郎さん:そうそう、でも、子供が二人いて、仕事があって、家がない人って、なかなかないでしょ?
「確かに。」
太郎さん:みんな、いいねって言ってくれて、泊まりに来いって言ってくれるんです。一ヵ月30日じゃ足りない(笑)しかも、それを仕事にしようと思うんです。
題して『空飛ぶ園長の家庭訪問』(^^♪
『子供のことで相談したい』とか、『一回、うちの高校生の息子にあってほしい。』とか結構きくんですが、実際には会いずらい、でも、おうちに伺うのを仕事にすれば、僕を呼びやすくなると思うのです。
夕食と朝食と寝床を用意してもらえれば、朝出ていきます。
僕には、子供が2人いますが、母親が仕事の時は僕が預かるので、その時は、子連れでお伺いしますのでその分の用意もお願いします。子供は9時には寝かします。
交通費は1000円を超える実費いただきます。こうすれば、全国どこにだって行ける。
そして、更に1泊5400円頂こうと思っているんです。
そのかわり、『進路相談』 『不登校について』 『アウトドア』 『旅をつくりたい』 『自然科学系の家庭教師』など本気で相談にのります。
今日は、ここに泊まりますってSNSで発信してね。
「なんて太郎さんらしい自由な発想。問題を解決するだけではなくて、太郎さんが来てくださることで、ブランディングになったりしてね。太郎さんが、泊まった場所や人が面白いって紹介するものがバズるとか。」
太郎さん:#太郎さん とか? #空飛ぶ園長の家庭訪問 とか?(笑) まさに、こういう世の中だから、出来ることかもしれませんね。僕が泊まりに行きたいときは、宿泊費用はらっていいかな。
「アハハ、すでに、自分が泊まる時はお金がもらえるという発想ですね。
太郎さん:だって、僕は、旅もお金をもらっているわけですからね。これから、ますます、旅が日常になるんですよ。非日常を日常に落とし込む取り組みですね。
『空飛ぶ園長、ついに家がなくなりました!』って令和にきりかわったときに報告しようと思ってるんです。(取材日4月24日)
いろんな人と話せると思うとわくわくしますね。泊まる場所がないときは、ハウスで寝ればいいし、失敗したと思ったら家を探せばいいだけですから。」
「じゃあ、引っ越しは?」
太郎さん:済ませました。大事な会社の書類以外は処分したのです。何もないと思っていたのに、ごみ処理場に250kgも持っていたんですよ。本棚、ベッド、ダイニングテーブル、食器とか。それ以外に、40ℓのごみ袋10個。掃除したら汚れが出てきて、
『こんなにもっていたんだな。こんなに汚れたところで住んでいたんだな。』ってつくづく思いました。
これからは、
家がないから、掃除をしなくてもいい。
物も最低限でスッキリと暮らせるんです。
子供にしても家は、今までも、僕の家、母親の家、ハウス、照乃ゐゑと4つあったので、友達の家もよく泊まりにいってたし、それが、どんどん増えるだけで違和感ないようです。」
いや、確かに、全然違和感ない。びっくりしたけど、全然ありえる話。それにしても、この斬新な発想力。
空飛ぶ園長はいったいどこまで固定概念の枠を外し続けるのでしょうね。
このブログシリーズは「さつきやま森のようちえん」の元保護者で、太郎旅の参加者でもあるライターの山田詩乃が、読者目線で、太郎さんに今、聞きたい事をインタビューし、まとめたものです。
この記事へのコメントはありません。