【太郎さんのここが聞きたい!】VOL.126 「古民家買うための資金調達方法が神!」 その2太郎:うちは、一般社団法人なので、寄付する側の一般寄付金の資金算入限度額は所得基準額と当期所得金額の4分の1なんです。 つまり、資本金1000万で1500万の所得の会社なら、10万円しか税務処理で資金と認められないという。 山田「免税分がすごく低いんですね。」 太郎:さらに、寄付をもらったとしても、売り上げとして計上されて課税対象になるんです。(非営利型法人は別) 認定NPOとか公益社団法人だったら別ですが。 その点、個人間の貸借は借用書があれば出来るし、金利は自由に設定できるし、借金だから売り上げに入らないので、税金がかからないんです。 山田「1%は銀行金利より高いですが、クラファンに払う手数料と比べても段違いですね。」 太郎:クラファンは思いが強いスタートアップの会社なら認知を広げるためにいいけど、うちのように基盤のある会社にとっては、正直、時間と手間をとられて面倒くさいです。 今回は、1本のメールとズーム1時間だけですよ。しかも、そんな難しいこと話していない。場所とか、間取りとか、新しくできることの可能性を話しただけです。 山田「信頼もすごいけど、そもそもの発想が天才的です。今後のスケジュールは?」 太郎:3月9日に引き渡し、関係者向け内覧会を行って、どんな風にしていきたいかアイデア募集します。 それを元に大工さんと精査して、4月はじめから工事です。 子供達の移動は、子供達のタイミングで行えたらと思っています。 山田「信頼貯金が相当、貯まっていますね。」 太郎:しかも、今年は弁護士さんの保護者がいて、書類をみてもらったし、電気工事も、ガス工事の仕事している保護者がいるんです。 照明にこだわろうかと思っていると、照明で賞を取ったひとがいて これも身内でまかなえてしまう。しかも、お父さんの格好いい姿をみせられますよね。 山田「すごい勢いですね。」 太郎:こういう瞬間のためにいつもは動かないのかも。スタッフにまかされる環境だったからできました。久しぶりに働いた感じですね。やりたいことなので楽しいですけどね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・太郎の初出版「好きなことだけやって生きてみない?」は下記より発売中空飛ぶ園長出版販売サイトhttps://flyingenchopublisher.square.site/ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ このブログシリーズは「さつきやま森のようちえん」の元保護者で、太郎旅の参加者でもあるライターの山田詩乃が、読者目線で太郎さんに今、聞きたい事をインタビューし、まとめたものです。

さつきやま森の学び舎Instagramはこちら