あけましておめでとうございます!新年早々の太郎さんのインタビュー!驚きの内容から始まりました。
「今度、出版社はじめようと思うんですが、このインタビューを本にしていいですか?」というメールをおくってきた太郎さん。もちろん、いいですけど、いったいどういうことなの????????家を処分し、人の家にお金をもらって泊まるとか、いつも太郎さんには驚かされっぱなしですが、今回も、更にハテナが一杯です。さっそくインタビュー開始です!
太郎:前から、いろんなテーマで出版してみませんかという話はあったんですが、既存の出版社ではコストがかかるし、二の足を踏んでいました。でも、今回、森の学び舎の10歳の男の子が自分の体験を本にして出版したいというので、ちょっと調べてみたんです。
そしたら、なんと22,000円くらいで出版社って始められることがわかって!!
要は本を流通させるための出版社コードISBN(※ (international standard book number の略) 国際標準図書番号。図書、資料に適用され国際的に通用する固有の番号。グループ(国別)記号・出版者記号・書名記号・チェック数字からなる一〇けたの数字。日本国語大辞典より抜粋)とJAN(※定価情報が含まれたバーコード)の申請を日本図書コード管理センターに行うだけなんです。
※ISBNコード申請料 1タイトル8,000円、10タイトル20,000円、100タイトル37,000円まで発行可能。JANコード登録料が3年更新10,000円(すべて税別)。
それで、とりあえず10冊をめどに本を発行することにしました。
「それにしても、今、ネットを使うともっと安い出版できますよね?あえて、出版社やる理由は?」
もちろん、本をつくるのに、デザインや印刷などに別途お金がかかりますが、それも、池田の知り合いのママさんたちがやっているデザイン事務所にお願いしたり、出版社に勤務していた人がスタッフに入ってきてくれたりしたので、みんなの仕事にもなるし、これは、もうやるしかないなと。(笑)
それに、例えば、森のようちえんの特別クラスに来てくださっている先生とか、保護者の方が本を出したいっていう時に力になれるし。
出版社を通すと1,000部とかいっぺんに刷らなければならないんですよ。でも、極端な話、僕の出版社なら1冊からだって作れるんです。
印税も普通、作者は7~10%くらいですが、この出版社なら、こちらに収めるのが10%であとは、かかったコスト以外、全部作者に入ればいいとおもっているんです。
「なるほど、それなら分かります。でも、普通は、そんな、まわりに手を貸してくれるチームや作者がいませんからね。
太郎:いやほんと、有難いと思っているんです。僕はI PHONEで出版社という箱を作っただけで、あとはみんなに丸投げしちゃっているんで。
「でも、それは、任さられるほうとしても有難いですよね。いろいろ言われるより、信頼してもらっていると感じていいものができます。」
太郎:僕にしても時間をかけずにすむので、本当にありがたいんです。
名前は「空飛ぶ園長出版」という名前で、まずは、このインタビュー記事を1年間24話ずつまとめて2冊の本を発行しようと思っています。
もちろん、このインタビューはネットで無料で読めるのですが、過去の記事にさかのぼるのは面倒という人もいて、本にする需要があると思っています。
「森のようちえんが赤字から劇的に黒字に転換していく過程や、太郎さんの頭の中がよくわかる内容ですものね。で、子供さんが本をつくるというのは?」
太郎:昨年の秋、ペルーの旅に一緒にいった森の学び舎の10歳の男の子が、ペルーをともかく気に入りまして、ペルーに一人で2ヵ月くらいホームステイすることになったんです。
「森の学び舎とかなら、そういう子がいてもおかしくないですね!!」
太郎:それは本当にそうなんですが、彼が学び舎に来る前は、宿題に追われ、
「したいことなんてない。」
って言う子で、到底、そんなことができるなんて思いもよらない状態だったんです。その彼が初めて自分からやりたいことをみつけチャンレンジするので、まわりも興味深々だし応援しているんですよ。
それで、学び舎の海外特派員的に、彼の目線からみたその暮らしを、「楽しい」「おいしい」「さびしい」などの感情を切り口にしたテーマでインスタを更新してもらおうと思っているんですが、行く前から、
「帰ってきたら、その子の話を聞きたい、講演会してくれ。」
っていう依頼が。そして、
「子供を海外へ一人送り出すことになったお母さんの話も聞きたい。」
という依頼も。
だから、どうせなら、子供のリポートとお母さんの目線の両方で構成した本をつくろうと思っています。講演会に来た方に本を販売することも出来ますし。その利益をまた、新しい彼の旅の費用に充てることができるだろうし。
それで、彼が3月末にもどってきますから、それまでに、空飛ぶ園長出版だから、まず自分の本をだしておきたいと思いまして。
という話なんですけどね。正直驚きました!!!本当になんでも夢を叶えてしまう。それも、叶う速度が上がっています。
2016年に私が南アフリカに行くときに本にしたいと相談をしたときは、二人で考えてもこれというアイデアがなく、結局自分で調べてなんとか出版したのですが、今回、本を出すと決めて1ヵ月たたないうちに出版社!!!
時が満ちたといえば、それまでですが、テクノロジーと太郎さんの情報収集能力がiphoneで格段にすすみ、太郎さん自身の人脈が更に充実し、引き寄せ力や夢を叶える能力がどんどん上がっているのを実感しました!
その太郎さんの持つ能力が発揮される過程を少しでも言語化し解き明かして、読者の皆さんのお役に立つ情報をお届けしたいと続けてきました、このインタビュー!
それが、今年、本という形になります。どうか、必要な人に届きますように!!
さあ、2020年がスタートしましたが、空飛ぶ園長は、いったい、どうなっていくのか益々目がはなせません。どうか、今年もお付き合いのほどよろしくお願いします!!
このブログシリーズは「さつきやま森のようちえん」の元保護者で、太郎旅の参加者でもあるライターの山田詩乃が、読者目線で、太郎さんに今、聞きたい事をインタビューし、まとめたものです。
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