「未来は決まっていて・・・。」
出張に出た宿でたまたまテレビをつけたら、そんなテレビがやっていた。
オカルトとか、スピリチュアルではなく、素粒子の研究者たちが言っている事。
引き込まれ、最後まで見てしまったんです。
今努力すれば、未来が変わる。
お金持ちにも。
有名にもなれる。
幸せに生きることだって。
そう言う考え方が当たり前。
でも、本当に当たり前なんだろうか?
地球が丸い事。
太陽の周りを地球が回っている事。
インフルエンザはウイルスが原因だってこと。
これは科学の進化と共に分かってきた事。
昔は当たり前ではなかった。
もしかしたら、未来が決まっている事も証明される時代が来るかもしれない。
誰もが知っている、人はいつか死ぬ。
これも未来が決まっている一つだ。
素粒子は未来が決まっているようにふるまう。
という話だ。
その素粒子でできている人はその決まりから外れているのだろうか?
さて、話が少し難しくなりましたが。
「もしも皆さん未来が決まっているのだったら、どう生きますか?」
って質問されたらどうしますか?
どんなことをやっても、決まった未来に辿り着く。
誰かと出会い、結婚することも決まっているとか。
マチュピチュに旅に行く事が決まっているとか。
そう、自分が選択している様で、実は決まっていた事だったら・・・。
決まっていたんじゃないかって思うときが結構ある。
デジャブはその一つかもしれない。
そして、仕事でも。
まさか、私がようちえんを作るなんて思わなかった。
世界中を飛び回る仕事をするなんて思わなかった。
でも、自然とそうなった。
準備をしたのか?
幼児教育を専門に勉強したわけでもない。
英語が話せたわけでもない。
でも、道はそう行くようになっていた気がする。
では、本当に未来が決まっていたら、私はどう生きるのだろうか?
学び舎の合言葉、
「今やりたい事が一番目」
これを実践する気がする。
もちろん、自分の中のルールはある。
人に迷惑をかけないとか。
新しいことにチャレンジしたいとか。
幾つかそんなルールはある。
でも、同じ未来に辿り着くのなら、
好きなことをし
幸せである状態でいつづけたい。
だって、未来が一緒なら。
今を楽しんだ方がいいなって。
楽しまなくっても同じゴールなら。
楽しむでしょ。
その積み重ねを子供達はしているのかもしれない。
学び舎の子どもも、他の子どもも。
今やりたいことをして過ごしてほしい。
楽しい時間を過ごしまくって欲しい。
そしたら、どんな未来が来ても受け入れられると思うから。
今を本気で楽しむ力。
これも、「生きる力」なんじゃないかな。
空飛ぶ園長 木村太郎
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