園長インタビュー

【太郎さんのここが聞きたい!】VOL.23『太郎貸し切りツアーって?』

今回は、世界をとびまわるエコツアーガイドとしての太郎さんの「プライベート・ツアー(いわゆる、太郎貸し切りツアー)」についてのインタビューです。

太郎さんのツアーの中には、場所と時間が決まっているツアーと、
参加者は決まっていて、旅の内容をオーダーメイド出来る「プライベート・ツアー」があります。

今回は、ちょうどチェンマイのイーペン祭りをメインにしたツアーから帰国した太郎さんにインタビューしました。

「お帰りなさい。タイで映画『塔の上のラプンツェル』でも使われていた『コムロイ』(天灯)を上げてきたのですよね?」

「そうです。壮大でしたよ。4000もの『コムロイ』が天に舞い上がる姿は。」

「外国人も参加できるのですか?」

「僕達が参加したのは完全に観光客、外国人向けのイベントで、チェンマイから車で50分ほどいったところで行われました。
会場には入場チケットがあるんですが、VIP、A、Bと分かれており、世界中の旅行会社が競って購入します。
今回、僕達は郷土舞踊が楽しめる舞台が一番見やすい席を確保できました。」

「宗教行事かと思っていました。」

「元々は収穫祭、豊年祭で、川の神様に感謝するもの。宗教行事というよりは、自然に対しての敬いがコンセプトです。
一般的なものは、チェンマイの市内で行われているんですが、それは、1分間に10個くらいが上がります。
これは、地元の人が参加し、4時間から5時間上がり続けます。
こちらは、入場料はなく、『コムロイ』を購入すればあげられます。
チェンマイとその周辺で行われ、空に天灯が無数に舞い上がるので、
この時間、飛行機は国際線も国内線も止めるんですよ。

どちらがいいかは、好みです。
でも、たくさん上がる方が迫力はありますよね。
多くの人が参加するので、イベントとして、スムーズな動線を確保したり、安全が配慮されるようになるのは大切なことです。
またエコツーリズムなイベントで、『コムロイ』は紙と竹、川に流す灯篭はバナナの葉など、大地に帰る素材でつくられます。
翌朝、おちている『コムロイ』をあたりまえの事として町の人は掃除をしていました。」

「街をあげて、観光客を受け入れているのですね。他、タイはどうでしたか?」

「昔に比べると清潔になりました。工場で一括して管理してつくっているので氷を食べても大丈夫に。
お腹を壊した方もいませんでした。

他、象キャンプで、象の餌やりや水浴びを体験したり、
チェンマイで一番古いタイ式マッサージを受けてもらったり、
チネザンという内臓マッサージのお店を予約したり。

あとは、買い物三昧。
全長1kmにわたるナイトマーケット、2kmにわたるサタデーマーケット、4kmのサンデーマーケットは行けなかったですが、イスラムマーケットにはいけましたし、地元のショッピングモールにも行きました。

洋服、アジアン雑貨、ありとあらゆるものが安く買えましたよ。

タイは同じアジア圏で食事も日本人に馴染みがありますし、フライト時間も短くて行きやすいですよね。」

「何人のツアーだったのですか?」

「2人です。」

「!!そんなツアーにも同行されるのですね?」

「今回は参加者が少なかったので、内容はほぼ参加者の方と打ち合わせして決めました。
参加者が決まっていて、どんな旅にしたいか相談にのるところから始められるのも少人数や貸切のいいところです。

前は、3世代の家族旅行をデザインしたことがありました。
『暖かいところだけど暑すぎない所。面白い建造物がある所。動物に出会える所。買い物が出来る所。お酒が飲める所。』
という条件を満たす場所を探す所から初めて、全世界にいる友人のガイドにこの条件をなげて、
結局、パースをベースにした西オーストラリアツアーを作りました。」

「貸し切りはお高いイメージがありますが・・・。」

「実はそうではなくて、参加者が知り合い同士だとニーズがまとめやすいし、連絡が一本化できるので、僕の事務作業も減り、
効率よくツアーをつくれるのです。
みんな知り合いだから、Airbnbを利用してコテージを借りて泊まることも可能で、
レストランばっかりではなく、地元で購入したシーフードをキッチンで料理して食べることもできますし、
予算とニーズに応じたツアーをつくることができるんです。結果として割安だったりします。」

大手ツアーだと、広告宣伝費やいろいろかかる部分も、実費にまわせますし、
やりたいことを形にして、自分では手配しきれない諸々をデザインしてくれるのはいいですね。

『プライベート・ツアー』を含め、旅のお問い合わせは、「空飛ぶ園長」で検索して公式ページからお願いします。

※このブログシリーズは「さつきやま森のようちえん」の元保護者で、太郎旅の参加者でもあるライターの山田詩乃が、読者目線で、太郎さんに今、聞きたい事をインタビューし、まとめたものです。

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