春が近づいてきて、ようちえんのお母さん達から言われるのは、
「うちの子がアリを潰しているんです。大丈夫でしょうか?」
そこに命があるからというのだと思う。
でも、お母さん夏場に蚊を潰した後に
「やった~」
とか言ってませんか?
いうんです。
アリの命も
蚊の命も
人も命も同じ重さだって言うんなら、
蚊を潰さずに刺され続けます?
先日、鶏を絞めてほしいという依頼を受けて絞めて、羽根をむしり、お肉にしました。
固かったこともあるだろうし、精神的なこともあったからかもしれないけど、
2切れ程食べただけの方が多かったな。
最近はやりのマインクラフト。
あれだけ子どもを夢中にさせるんだからきっと面白いんだろうな。
でも、言葉だけ聞いていたら怖くなることも。
「ゾンビタワーを作って、ゾンビ殺しまくるといいんだよ」
殺しまくるって・・・。
私の祖母はきっと親父が近所の家でプロレスを見る事に違和感を覚えただろな。
私の母は、私が部屋に閉じこもってワイヤレスの電話で話していることに違和感を覚えただろうし。
私は、息子たちがYouTubeで、何の規制もない中で作られた動画をひたすら見る事に違和感を覚えている。
プロレスでは生身の人間が血を出し合いながら殴り合う。
私の時は、ドラクエで敵を倒しまくっていた。
そして、今の子どもたちは、殺しまくることが当たり前になっているテレビゲームに夢中。
これを世代間ギャップとだけ言っていいのだろうか?
さらに、ゲームのやり方はYouTubeで見てそのままやるらしい。
自分で想像してクリアするのではない。
一体何が面白いのだろうか?
いくら考えても分からない。
でも、常に与え続けられている子どもたち。
勉強のカリキュラムも。
宿題も。
ゲームのクリアの仕方まで。
創造力を付けるってここから生まれるのだろうか?
私は生まれてこないって思っている。
人のことを思いやることを想像する子も出来なくなっていくのではないか?
「だって、言わなかったもん。」
「教えられてないもん。」
教えられてないからできなくて当たり前の時代になったのかな。
いろんな人の意見を聞きたいなと思いながらの投稿。
ぜひ、何かコメントいただけたらなって思います。
いいとか悪いとかでなく。
この先の子供たちを思って何か話し合えたらいいなって思っています。
空飛ぶ園長 木村太郎
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