【たんぽぽクラス(ようちえん部)】2019年2月11日(月祝)@照乃ゐゑ

朝、外を見ると雪が降っていた。
こんな日、子供たちはワクワクドキドキしているんだろうと思う。

園バスが駅に着いた頃は少し小降りになっていたが、能勢が近づいてくるとだんだん本格的に降り出した。
「山が白いよ!」
いつもと違う周りの景色に子供たちも興奮気味。

照乃ゐゑに着くと、畑は一面真っ白になっていて、雪もまだまだ降っています。

深々と冷える今日、子供たちはどんなふうに遊ぶんでしょうか。

私が薪ストーブに火をつけている間に、子供たちはもう雪遊びに夢中。
ただ、この間遊びに行った富山の雪に比べて、水分が多いので
「手袋が濡れた」
「上着が濡れた」
というトラブルがいろいろいっぱい出てくる。それも1つの経験だと思う。

それでも今度は、手袋をとって素手で雪遊び。
薪ストーブが暖かくなってくると、薪ストーブの上に雪を乗せ、溶ける様子を観察してみたり、凄い音に歓声をあげてみたり。

寒いながらも、どんどん外に出て遊んでいます。

雪は無限に変化する、子供たちの最高の遊び道具。
大人になっても楽しいこの瞬間に、子供たちはもっと楽しいに決まっています。

でも時間が経つにつれて、だんだんと寒さが気になり始めます。
薪ストーブの周りに、集まってみたりして。

ちょうどその時、ご飯が炊き上がりました。
残り火を使って焼き物ができるので、一気に外に子供たちが出て行きました。

今日は祝日ということもあって、親御さんの参加も多く、なかなかリッチな食べ物が並んでいます。

小学部の男の子が持ってきてくれた、生のわかめ。
自分で種付けをしてそして収穫したそうです。
さらに、それをしっかり洗って持ってきてくれたので、すぐに焼いたりしゃぶしゃぶにしたりすることができました。

私は、この ‟ わかめのしゃぶしゃぶ “ が大好き。
久しぶりに食べて、スタッフもそのおいしさを知ってくれたのが、何よりも嬉しかったです。

ご飯を食べたら、今度は室内での遊びが始まりました。室内で、何やら騎馬戦のようなもの?! みんな大きく動きながら遊ぶものですから、汗びっしょりになる子もいました。

薪ストーブで温まって、外に出はじめた子供もいます。
おままごとセットが何よりも楽しそう。

気がつくと雪も上がり、遊びやすくなりました。
そして、最後までカニを探したり、おままごとをしたり、来てくれたお父さんと遊んだり。

最後に1人、ちょっとしたことから泣き出す子がいました。

えみーにょがその子の気持ちを聞いてくれました。
「僕はみんなに怒られて、怒られた気持ちがお腹にいっぱい溜まっちゃったの。本当はお腹に好きをいっぱい詰めたいのに。」

そんなふうに子供が気持ちを聞かせてくれた時、私たちはいつもはっとさせられます。
この子は、体中を愛で包みたいんだなって。

そんな気持ちを聞かせてくれてありがとう。
これからは、いっぱい好きを君にあげたいな、と思いました。

太郎、みゆみゆ、くみ

 

 

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