【空飛ぶ園長 太郎のつぶやきコラム】年末年始に書いていたブログ。スタッフから好評をいただき、続けていくことに。ただ、質問をしてくれたらということで。自分で書くことを見つけるのって結構しんどいので。読者の方でも質問があったらコメントいただければ、テーマとしてお答えしたいと思います。遠慮なくコメントください。今回、スタッフからの質問があったのは。「親戚の子供が偏食で困っているんですけど」うちの息子どもも偏食だな。畑を一緒にやって収穫したら食べるかなって試したけど、全く食べてくれなかったな。私もある日が来るまで野菜食べなかったし。そのある日とは、「青紫蘇ドレッシングに出会った日!!」なんですけど。カレーを食べていて、いやいやレタスを食べていたわけです。すると母やが何やらかけて食べていることに気がついた太郎少年。それをかけたらレタスが美味しく感じたわけです。それから青紫蘇ドレッシングのおかげでいろいろな野菜を制覇!!今では肉や魚より野菜が好きですね。まあ、そんな出会いがいろいろその後もあって今では「ネギ」とつくもの以外は食べれるようになったわけです。ネギについては未だに克服できず、「前世で犬で、ネギを食べて死んだんですね」って言われるくらい。すっかり諦めております(笑)そしてうちのスタッフのある人はこう言っています。「私、無茶苦茶偏食で、肉も食べなくって、でもこんなに大きく育ちました!!」だそうです。学び舎にも偏食のすごい子がいて、おやつとお米で育っていたような。その子が、最近色々なものを食べれるようになってきて。この間のクリスマスの料理クラスの時に、あさりの酒蒸しを作ったわけです。当然食べないのかと思ったら、挑戦してみておいしいと。そして、うちの偏食の息子に「美味しいから食べてごらんよ!!」って勧めるわけです。仕方なしって感じで食べた息子さん。「うん、美味しいね」と目では全く美味しく無いって言っていました。それでもその子は「美味しい」って言葉を素直に受け取って、さらに「いっぱい食べていいからね」とお皿を出してくれました。結局1つでいいからと言って、その場を逃げた息子殿(笑)世界中いろいろな国を旅していて、食材の偏りのある民族っているわけです。1日30 品目とか無理な環境もあるわけです。それでも育ってます。だから安心しろって言ったらお叱りを受けそうですが、子供たちをみていて思うのは。 「大人よりも味覚が鋭く、身を守ることに特化している」と感じるわけです。ビールとかピーマンとか、苦かったものが大人になったら食べれるようになった。これは味覚が衰えたのか、体にいいと言い聞かせて食べているのか? 昔に比べて苦味が減ったわけでは無いはずなのに。生物は無意識に苦味やえぐみのあるものを毒と感じます。そうやって生命の維持をしているわけです。それは野生の時は理にかなっていて。ツキノワグマは冬眠から開けると、毒がある水芭蕉を食べます。そうやって実は下痢を起こして冬の間に硬くなった糞を排泄します。人が苦い山菜を春に食べるのも、春がきた合図とか、冬の間に汗をかかずに貯めた老廃ずつを出すためともいわれています。偏食からそれましたが。だんだんと食べれるようなるものが増えるなって思います。無理やり食べさせたら余計に食べなくなるってのもあるし。ただ、こんな話もあります。学び舎の小学部を見学に来た年長さん。すごい勢いでかまどご飯を食べるので、食の太い子だなって思っていて。入園後もいっぱい食べてました。そんなもんなんだと思っていたら、お母さんがこんなことを。「生まれてからこの子は食が細くって。あの日、あのかまどのご飯を食べてから急に食べるよになって」子供は本当に美味しいものを知っているのかもしれません。それはもしかしたら遺伝子に刻まれているのかも。ある日突然。それが子供たちの特徴かなって思います。空飛ぶ園長 太郎 【ここから宣伝】さつきやま森のようちえんのたんぽぽクラスは現在空きがあります。気になる方は1月13日以降に見学と説明会にいらしてください。問い合わせ先morino-youchien@eggs-nature.net年末年始は返信が遅くなることがあります。ご了承ください。

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