2020年

【空飛ぶ園長 太郎のつぶやきコラム】多数決を否決する。こんなことが学び舎で起こった。これは小学部の話。私たち日本人が民主主義としてイメージするのは多数決。本当にそうだろうか?実はそうではないと本には書いてある。合議をすること。そっちが民主主義なんだと。ある日学び舎で話し合いがいつものように行われていた。短い日で20分。長いと2時間を超えることも。その日のスタッフは2名。行きたいところは3つ。小学校から転校してきた子供が知っている多数決。早いし、多くの人の意見を反映できる。その反面、反対意見が言い難かったり、残された人の意見は反映されにくい。その環境の中で多数決をするかどうかを多数決で決めるということが行われた。結果は、「否決」。 そこでその結果を受けて話し合いを継続。途中集中力が切れて本を読んだり。お弁当を食べたり。いろいろな子供が出てくるが、話し合いは継続。2時間経って、それぞれの意見が出揃い、妥協したり、意見を通し切ったりした結果が出た。それにみんな納得。子供にも長い時間の話し合いはできる。できないのは大人の方だ。時間の制限。大人の忍耐力。私はないからスタッフがガンバてくれている(笑)多数決がベストを見つけることはほぼないと思う。8割の幸せは見つけられるかな。でも10割ではない。確かに効率的だが、特定の勢力の意見が通りやすくなる。既に日本では多数決は選挙に反映されない。2019年に行われた参議院選挙、自民党の得票率は16.7%。 でも最大政党。大人たち大丈夫ですか?大人が信じる多数決はおかしなことになっている。実は統計って、ちょっと数字を変えたら化けてしまう。数字を少しいじればいいように解釈できるのも統計。そんなことないことを祈っていますが。そんな世の中ではありますが、学び舎では忍耐力が必要な話し合いが日々行われております。そこで養われるのは、コミュニケーションの力かな。話す力は身につきますよね。子供たちのその力はすごいものがあります。日々やっているからだろうな。そうやっておいていかれる太郎でした。空飛ぶ園長 太郎 【ここから宣伝】さつきやま森のようちえんのたんぽぽクラスは現在空きがあります。気になる方は1月13日以降に見学と説明会にいらしてください。問い合わせ先morino-youchien@eggs-nature.net年末年始は返信が遅くなることがあります。ご了承ください。

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2020年1月13日(月)照乃ゐゑ活動日久しぶりに見たYくんの早弁。みんな集まってから、「お知らせある人?」の声に手をあげて、バナナを持ってきた事を嬉しそうに話してくれたね。早速ぱくぱく食べていたね。沢山のいちごもありがとう。ツヤツヤで美味しかったです(くみ)#森のようちえん #オルタナティブ教育 #やりたいこと1番目

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2020年1月13日(月)照乃ゐゑ活動日いつも仲良しの3人。お昼ご飯を食べて、みんなが外に遊びに出かけて少なくなった位から、男の子のショーが始まります。(ギャラリーは少ない方がいいらしい。でも近くにいるスタッフは強制的!?に座らされる。)そのショーは、残念ながら撮影禁止!と言われているので、ご飯前にお部屋で遊んでる光景をパシャリ。おうちはマンションがいいとか、一軒家がいいとか言って遊んでたね(くみ)#森のようちえん#オルタナティブ教育#やりたいこと1番目#イルカショー

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2020年1月13日(月)照乃ゐゑ活動日今日は2020年初の活動日。お部屋の中では、良く見られる光景( ̄ー ̄)取っ組み合い?の虹さんの2人に、「○○頑張れー。」「▲▲頑張れ〜」と応援するギャラリー。その隣では、2人に刺激を受けたのか?たんぽぽ年中さん達が相撲ごっこ。その内たんぽぽさん達は年少さんも混ざってラグビー遊びに。虹さん達は粘っていたけど、あっさり一人が「降参!」して、次のケイドロ遊びに移ってました。「降参!」って潔く認めて、後腐れもなく次の遊びに移れて、凄いな〜と感心した私でした。(くみ)#森のようちえん #オルタナティブ教育 #やりたいこと1番目

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【空飛ぶ園長 太郎のつぶやきコラム】分水嶺という言葉をご存知だろうか?水を分ける山の尾根というと言ったらいいかな?例えば、山の上で尾根の右と左で川の最後に行く海が違うって時に使われます。長野県の塩尻峠は北側は信濃川を経て日本海に。南側は天竜川を経て太平洋に。みたいな感じです。たまたま、今日は五月山にスタッフ研修で行きました。子どもたちもいて、分水嶺の話になったんですねよ。でも、むずかいいじゃ無いですか?楽しくするにはどうしたらいいのか?ガイドの太郎は考えるわけです。子供が好きなのは、ウンチとかおしっことか。分水嶺はおしっこが最適ですね(笑)2年ほど前に行ったペルーアンデス。ある峠に来た時に、峠の向こうにおしっこしたらアマゾン川を経て大西洋に。元来た道の方にすると、太平洋にっていう状況だったんです。大陸跨いじゃう感じ!! あと、時差についてもこんなことがありました。オーストラリアでは州境に時差があることがあります。クインズランド州とニューサウスウエールズ州の境にはトイレがあって。男子トイレと女子トイレで1時間の時差が!!待ち合わせに気をつけないといけません。1時間ずれちゃうから。ここでもトイレの話をするとなんか興味を持って聞いてくれるんですよね(笑)カナダに行くのが不安だったこともがいました。世界のトイレについて話してあげると、そのトイレが見たいとカナダに行くことに(笑)子どもたちがなんでトイレネタが好きなのか?大人になったら忘れちゃうけど。学ぶということは、知っていることをもう一度勉強するのでなく、知らないことを勉強する時に起こること。あとは面白く学べたら最高だな。ガイド太郎の説明の仕方は今も進化するのでした(笑)空飛ぶ園長 太郎 【ここから宣伝】さつきやま森のようちえんのたんぽぽクラスは現在空きがあります。気になる方は1月13日以降に見学と説明会にいらしてください。問い合わせ先morino-youchien@eggs-nature.net年末年始は返信が遅くなることがあります。ご了承ください。

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【空飛ぶ園長 太郎のつぶやきコラム】年末年始に書いていたブログ。スタッフから好評をいただき、続けていくことに。ただ、質問をしてくれたらということで。自分で書くことを見つけるのって結構しんどいので。読者の方でも質問があったらコメントいただければ、テーマとしてお答えしたいと思います。遠慮なくコメントください。今回、スタッフからの質問があったのは。「親戚の子供が偏食で困っているんですけど」うちの息子どもも偏食だな。畑を一緒にやって収穫したら食べるかなって試したけど、全く食べてくれなかったな。私もある日が来るまで野菜食べなかったし。そのある日とは、「青紫蘇ドレッシングに出会った日!!」なんですけど。カレーを食べていて、いやいやレタスを食べていたわけです。すると母やが何やらかけて食べていることに気がついた太郎少年。それをかけたらレタスが美味しく感じたわけです。それから青紫蘇ドレッシングのおかげでいろいろな野菜を制覇!!今では肉や魚より野菜が好きですね。まあ、そんな出会いがいろいろその後もあって今では「ネギ」とつくもの以外は食べれるようになったわけです。ネギについては未だに克服できず、「前世で犬で、ネギを食べて死んだんですね」って言われるくらい。すっかり諦めております(笑)そしてうちのスタッフのある人はこう言っています。「私、無茶苦茶偏食で、肉も食べなくって、でもこんなに大きく育ちました!!」だそうです。学び舎にも偏食のすごい子がいて、おやつとお米で育っていたような。その子が、最近色々なものを食べれるようになってきて。この間のクリスマスの料理クラスの時に、あさりの酒蒸しを作ったわけです。当然食べないのかと思ったら、挑戦してみておいしいと。そして、うちの偏食の息子に「美味しいから食べてごらんよ!!」って勧めるわけです。仕方なしって感じで食べた息子さん。「うん、美味しいね」と目では全く美味しく無いって言っていました。それでもその子は「美味しい」って言葉を素直に受け取って、さらに「いっぱい食べていいからね」とお皿を出してくれました。結局1つでいいからと言って、その場を逃げた息子殿(笑)世界中いろいろな国を旅していて、食材の偏りのある民族っているわけです。1日30 品目とか無理な環境もあるわけです。それでも育ってます。だから安心しろって言ったらお叱りを受けそうですが、子供たちをみていて思うのは。 「大人よりも味覚が鋭く、身を守ることに特化している」と感じるわけです。ビールとかピーマンとか、苦かったものが大人になったら食べれるようになった。これは味覚が衰えたのか、体にいいと言い聞かせて食べているのか? 昔に比べて苦味が減ったわけでは無いはずなのに。生物は無意識に苦味やえぐみのあるものを毒と感じます。そうやって生命の維持をしているわけです。それは野生の時は理にかなっていて。ツキノワグマは冬眠から開けると、毒がある水芭蕉を食べます。そうやって実は下痢を起こして冬の間に硬くなった糞を排泄します。人が苦い山菜を春に食べるのも、春がきた合図とか、冬の間に汗をかかずに貯めた老廃ずつを出すためともいわれています。偏食からそれましたが。だんだんと食べれるようなるものが増えるなって思います。無理やり食べさせたら余計に食べなくなるってのもあるし。ただ、こんな話もあります。学び舎の小学部を見学に来た年長さん。すごい勢いでかまどご飯を食べるので、食の太い子だなって思っていて。入園後もいっぱい食べてました。そんなもんなんだと思っていたら、お母さんがこんなことを。「生まれてからこの子は食が細くって。あの日、あのかまどのご飯を食べてから急に食べるよになって」子供は本当に美味しいものを知っているのかもしれません。それはもしかしたら遺伝子に刻まれているのかも。ある日突然。それが子供たちの特徴かなって思います。空飛ぶ園長 太郎 【ここから宣伝】さつきやま森のようちえんのたんぽぽクラスは現在空きがあります。気になる方は1月13日以降に見学と説明会にいらしてください。問い合わせ先morino-youchien@eggs-nature.net年末年始は返信が遅くなることがあります。ご了承ください。

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【空飛ぶ園長 太郎のつぶやきコラム】昨日は久しぶりにブログをお休み。思ったよりも、オーストラリアの親友とのデートが長引いてしまいまして(笑)彼も自由な人だよな。そのうちここでも紹介しようと思います。新しい年に新しいことをする発表です。太郎は出版を始めます。つまりは本を作るってこと。 「空飛ぶ園長出版」詳しくはインタビューしてくれているのでそちらをどうぞ。http://eggs-nature.net/ecotour/2020/01/01/inta48/また肩書きが増えるわけです。空飛ぶ園長オーロラに愛されている男天気のおじさん空飛ぶ園長出版代表株式会社の取締役さつきやま森の学び舎の代表理事&園長どんだけ増えるんだろう。やりたいことだけをやっていたらこんなことになってしまった。やりたいことパワーってすごいですよね。書いてないけど、自然オタクだし(笑)33年前に山登りを始め。33年前に田んぼを始め33年前に餅つきを始め。22年前に山の中に住み始め。20年前にガイドを始め。10年前に会社を始め。8年前に学舎を始め。今年から出版始めます。この間にいろんなことをやりました。でも続かなかったことの方が多いな。やってみて、やっぱり面白くないからやめていくことの多いこと。今残っているのは、ほんの一部。それが仕事になっている。そうやって生きてきたんだよね。山登り好きの自然ばかがこうなりました。みたいな。今ではたくさんの人に支えてもらって、応援してもらって、楽しい毎日を過ごしています。我慢することほぼないし。息子とトイレ争いくらいかも(笑)やりたくないことやらないし。全部人任せだから(笑)好きなことは時間を忘れてやっちゃうな。だから寝不足になりがち(笑)こんな姿を子どもたちや周りの人に見せ続けようって。それだけは大切にしている。これからも、木村太郎であり続けます!! 気軽に声かけてくださいね。結構暇してる時ありますから(笑)空飛ぶ園長 太郎 【ここから宣伝】さつきやま森のようちえんのたんぽぽクラスは現在空きがあります。気になる方は1月13日以降に見学と説明会にいらしてください。問い合わせ先morino-youchien@eggs-nature.net年末年始は返信が遅くなることがあります。ご了承ください。

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【空飛ぶ園長 太郎のつぶやきコラム】学び時は人それぞれ。子どもが学ぶ瞬間に出会すのを待つ大人には忍耐が必要。学び舎では特にそうだと思う。周りの子と比べていけば、特にそう思うだろう。公立の学校に行っている子が掛け算をやる時、学び舎の子どもは遊んでいる。公立の学校に行っている子どもが理科の実験をしている時も、学び舎の子どもは遊んでいる。そう、常に遊んでいる。表面を見て周りと比べたら、こんな評価が来そうだ。楽をしている。遊んでいるだけ。勉強していない。逆から見てみるとこうなります。学び舎の子どもが自分の感情に向き合っている時、公立の学校の子どもは、黒板と向き合っている。学び舎このどもが友達と2時間も話し合いをしている時、公立の子どもたちは多数決をしている。どっちがいい?どっちが子どもたちのためになる?それは大人が勝手に評価して決めていることだと思う。学び舎では、自分の心と向き合うこと。周りの人の心と向き合うこと。自分のやりたいことをするために行動を起こすことをを学んでいます。ある学び舎の女の子が時計の勉強をしました。きっかけは、キッザニアでアトラクションに遅刻してできなかったことが悔しかったから。悔しい気持ちが起こったのをきっかけに、時間を知れば、もう遅刻しないって言う(自分に必要な)ことがわかって。だから30分ほどで時計の勉強終了。学ぶきっかけは、自分の中の感情に気がついて、必要なものが何かをわかるところから始める。それが学び舎の勉強のきっかけ。何歳だからこれをやるではない。だから学び舎の大人は忍耐が必要。その感情が起こるのをひたすら待つ日々だから。私の小学校の時の先生は、勉強の漢字の意味をこう教えてくれた。「勉強の勉の字の力の部分は、大人が力づくでやるから。強は「しいる」。勉強は力づくでしいること。」と言っていた。その先生にとって勉強ってそう言うもんだったんだろうな。私の心にその言葉が残って、勉強を嫌いになった時期もあった。極端な先生だったのかもだけど(笑)学び舎のお米を炊いてくれる男の子。別に誰に強いられるわけでもなく、週に2回お米を美味しく炊いてくれる。約束したわけでもない。でも彼はシクシクとそれを繰り返す。今では私よりも上手に炊くようになった。その彼の薪割りをする姿を、彼のお父さんが見てこんなことを言っていた。「彼はもう大丈夫です。」 どうしてそう思ったのかはわからないけど。きっとそうなんだと思う。勉強は強いられてやるものではない。私はそう思っている。何か感情が起こって、学びたいって思った時が学び時。学校に行ったら全てのことを知れるわけではない。学び舎に来たからすべてのことを知れるわけではない。ただ、見ていてわかっていることがある。子どもが学び時を選ぶとすごく深く理解するってこと。それも飛びっきり早いスピードで。空飛ぶ園長 太郎 【ここから宣伝】さつきやま森のようちえんのたんぽぽクラスは現在空きがあります。気になる方は1月13日以降に見学と説明会にいらしてください。問い合わせ先morino-youchien@eggs-nature.net年末年始は返信が遅くなることがあります。ご了承ください。

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【空飛ぶ園長 太郎のつぶやきコラム】本が嫌いだった私。今では毎日のように本を読んでいる。最近は電子書籍が便利すぎて!! 息子たちが寝てる傍で電気もつけずに見れるし。海外にいても購入できる。しかも持ち運びはスマホだけ。だからよけいに読めてしまうのだけど。高校時代まで本なんて避けて通っていた。そのあとの専門学校時代も。上高地に行って、暇すぎて通い始めた図書館。最終的には毎週10冊くらい読むようになって。本の虫になった。一体どれほどの本を読んだのか?上高地で初めてした仕事は山小屋の管理人。暇だったんです。老後のおじいちゃんみたいな時間だった。森の中の一軒家で気の済むまで本を読むことができる環境だったんだよね。森に住みたいって思ったのがきっかけで。その山小屋に住み、半年を過ごす。冬は閉山になるから東京とかに行ったりして。後半はスキー三昧だったけど。あれほど本を読んだ時期はないな。図書館ってものにお世話になりまくってた。知り合いの司書さんができていろいろ話したり。森の中に住み、森を歩き、好きなだけ本を読んでいた20代。あの経験は私の中で大切な時間となったな。本を読むのがいいとか悪いとかではなく、楽しかったって思う。今では勉強が大好きで、気がつけば仕事に必要な情報をネットから取っているし、本も読んでいる。それは、大好きなことをしているから勝手にそうなる。昔友人が言っていた。 「夢を叶える人は頑張らない」そうなんだよね。頑張ってるつもりがなくって、楽しいからやっている。気がつけば朝まで本を読むなんてのも頑張ってない。頑張っているは、嫌なことをしているサインかもしれない。頑張らない。これは人生においてとっても大切なことだと思う。空飛ぶ園長 太郎 【ここから宣伝】さつきやま森のようちえんのたんぽぽクラスは現在空きがあります。気になる方は1月13日以降に見学と説明会にいらしてください。問い合わせ先morino-youchien@eggs-nature.net年末年始は返信が遅くなることがあります。ご了承ください。

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