【太郎さんのここが聞きたい!】VOL.134 その2太郎:いや、ほんと、自然にやさしく生きることができるんです。 僕はお金の稼ぎ方は知っていますし、お金=幸せでないことも知っているんです。 お金に固執せず、稼がないで幸せに生きていく方法を考えたとき、 土いじりをして、たき火して、誰かの家の電気工事して、最低限の材料費工事費とご近所付き合いのお米や野菜や魚や肉をもらったりして炭で焼いて食べる。ご飯が断然美味しくなって幸せになります。 簡単につくガスを買うために働き、炭で焼く時間を失うのは、本末転倒なんです。仕事は都会にあるから、自然から遠ざかるし。人間らしく生きることから遠ざかってしまうのです。僕は自家製の料理をつくるんですが、つばすの味噌漬けをあぶって、切って食べたら凄く旨くて人生最後に食べたい料理のリストに入ったのですが、 今回、鯛の昆布締めもつくったら大好評で、どちらもちょっと手間を掛けただけなのに人生最後にたべたいぐらい旨い料理になるんです。 山田「はい」 太郎:要は知識と時間があるだけで、幸福度が変わってくる訳なんです。一工夫、手間をかけると大きな幸せを得られる。 これが、せせこま生きていると出来ないんです。 やりたいことやっていきていくには、エネルギーを生み出したり、修理したりは自分でやって。 外に稼ぎに行かないと、ゆとりが出来た分、美味しい物がつくれる。 パートナーにマッサージもできる。 たき火を楽しむ時間もできて、 やりたいことができる時間が更に増えるんです。 山田「だからインフラの資格をとるんですね。」 太郎:なので、次は水道かも。  出来る事が増えるとお金が必要でなくなって、時間が戻ってくるし、全体の収入が少なくてもハッピーなんです。それに、死ぬ直前まで、その生活が出来る。お金には困りませんから。 そうすると老後の心配がないので、老後にむけて蓄えなくて良いし、死ぬまで楽しく過ごせると思うんです。 ということで、今は電気工事士の資格を短期間で集中して学んでいます。日々、知らなかった発見が出てくるし、電線を観てハッピーな気持ちになれています。 このブログシリーズは「さつきやま森のようちえん」の元保護者で、太郎旅の参加者でもあるライターの山田詩乃が、読者目線で太郎さんに今、聞きたい事をインタビューし、まとめたものです。

さつきやま森の学び舎Instagramはこちら