学校に通わなくてもYouTubeで90点の高得点で資格試験合格(学科試験)を果たした太郎さん。ますます、学校にいかなくても勉強はできるということに自信が持てたと同時に、もうすぐ教育が大きく動く予感が・・・。
そのトリガーは親だそうです。
太郎:僕がYouTubeで十分学べたとはなしていたら、27才のスタッフが10年くらい前かYouTubeで勉強してたとはなしてくれたんです。
学校で教えてくれないことをYouTubeで学んでいたそうです。
山田「30才までは普通に勉強につかっているってことですね。」
太郎:そうです。YouTubeで勉強しない世代の親からYouTubeで勉強した世代の親に切り替わってきているんです。
ということは、勉強のために学校いかなくていいが当たり前になるんですよ。
世の中が大きく変わります。。
この前、講演会にまわって、保護者は2割しかいなくて、あとは運営者と行政と議員で、
不登校で悩む親御さんが来ないのはなぜかなっておもっていましたが、
不登校でも勉強について心配してないかもしれないと思いました。心配しているのは40代以上なのかも。
近いうちに学校行って勉強しなさいが死語になるかもです。YouTubeでは先生も授業も選びたい放題なんですから。
山田「では、今の30代が教頭先生や校長先生になるころにはそうなるって事ですか?」
太郎:違います。通わせている親が変わると学校が変わるんです。
親のクレームが入ると学校は変わるんですよ。
コロナと時もそうだったでしょ?
子供が危ないってなったら、学校に要望をみんないれて、いろんなことが変わりましたよね。
だから、このまま、学校にいかせたら、駄目だって感じて
「才能を伸ばすために、フリースクールにいれます。」
と言う人が増えてきたら、学校もあせるでしょ?
親次第です。校長先生が替わらなくても、親が変わってしまったら保護者に意見が反映されます。
最初はたった一人の意見でも、誰かが言い始めると次々と広がって、学校は動かざるおえなくなります。
親にしてみれば、たった一人の意見ですが、学校からすれば、生徒の数だけ意見があるんです。
国や自治体も一緒です。結局、市民が求めていないサービスは続きません。指示されない議員は落とされるんです。
時代が凄いスピードで動いているから、変わり続けないと置いていかれます。
楽したいと仕組み化すると変化に対応しにくくなるから、仕組み化で楽できないんです。
存続するためには、時代と共にいつも新しいものにアップデートしていく必要があって、ものすごいエネルギーがいります。
学び舎だって、例外ではありません。
最初は喜ばれたことも、だんだん、それがスタンダードになるから、出来てあたりまえで
褒められることが減っていきます。
10回に1回、褒められたら良い方です。
幸い、今、フリースクールは追い風で、広告もしていないし、見学も受け付けていないのに問い合わせが後を絶ちません。
求められている。世の中にフリースクールが不足しているんです。
山田「そんなに追い風なら、経営者として規模を大きくするとか、もう一つ増やすとかしないんですか?」
太郎:子供の意思を尊重するために、自由を尊重するために、時代にあわせていくために、仕組み化がしにくくて、二つ目は正直しんどいですね。規模を大きくするのは、場所やスタッフ、スクールバスに投資が必要になるし。そうなると月謝を上げざるおえません。
それに、同じものを増やしていかなくても良いかなって思っています。
いろんな人が自分の思うフリースクールをやればいいんです。
やりたいことをやり続けるモチベーションを持った人、やりたい人がいればサポートはしたいですね。
このブログシリーズは「さつきやま森のようちえん」の元保護者で、太郎旅の参加者でもあるライターの山田詩乃が、読者目線で太郎さんに今、聞きたい事をインタビューし、まとめたものです。
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