2019年10月12日13日、日本を台風19号が直撃し、関東を中心に多くの被害が出ました。
その日、太郎さんはペルーのマチュピチュツアーのフライトだったのですが、当然キャンセル。
幾多のトラブルに対処してきた太郎さんですが、さすがに今回は身体が悪くなる思いをしたそうです。
太郎:2日間すべての飛行機が日本から世界に飛ばないわけですから、飛行機に乗れなくなった人の数も半端ないわけです。通常のフライトキャンセルとはわけが違う。ふりかえが全然できないんです。
旅行会社に連絡すると14日15日も予約がクローズで、なんとか16日に参加者5人全員分の飛行機がとれると分かりました。
でも、全部ずれるわけですよ。現地でのホテルだって間際ですから日程変更には手数料が発生したりします。
参加者さんだって、仕事されている方は、休みを調整しなければなりません。
「それは、確かに胃の痛くなる状況ですね・・・。」
太郎:海外旅行保険の遅延保障は、家を一歩でも出ていたら適応されますし、とりあえず、出発日の朝は飛行場に向けて移動していたので、まずは、OK。
そこからは、現地の仲間の日本人ガイドが本当に頑張ってくれました。
どれほど大きな台風が来て、飛行機が飛ばない状況になったのか現地の人に台風情報を説明してくれて、ホテルやこまごました予約がすべてきれいにスライドすることが出来たのです。
追加料金全部で7万円ぐらいかかることになりましたが、この状況では上出来です。
そして、参加者全員もお休みを調整して、追加料金も払って行けるというではありませんか!
もう、これだけで奇跡です。
行く前に、みんな、大きな山を乗り越えているので、出発するときの段階での連帯感が半端ない。
それに、新しい発見もありました。
今回はユナイテッド航空を使い、ヒューストン経由になったのですが乗り継ぎストレスが少ないことがわかったんです。
今までは、日本航空でロサンゼルスまで飛び、別の飛行機会社に乗り換えていました。アメリカ本土への飛行時間が一番短いし、JALは食事も日本食があったり、映画などの機内エンターテイメントが吹き替えや字幕があって充実しているからです。
でも、飛行場はテロ対策でピリピリしていて、全部の指の指紋を取られるし、顔写真も2回撮られて、荷物もピックアップしてまた預けてとかしていると、2~3時間かかることもざらです。
ところが、UA航空をつかったヒューストン経由だと荷物はそのままでいいですし、おっとりしていて、入国審査も1時間で済みました。成田から13時間かかるのが大変ですが、トランジットのことを考えるとこの選択肢が増えたのはありがたいです。
「毎度のことですが、ピンチをチャンスに変えていきますね。」
太郎:ペルーに無事に到着したあとは、いつものごとく、トレッキングもマチュピチュも本当に楽しめました。料理もおいしいですし、果物をまるごと絞ったフレッシュジュースは最高なので、一度飲んでもらいたいですね。
まあ、ジャングルツアーに行くときのフライトでも2時間遅れて、現地のツアーに参加出来るか際どかったんですけどね。
「ジャングルツアー!?面白そうですね。」
太郎:最高ですよ。快適ですしね。
ということで、次回はジャングルツアーのお話しです。お楽しみに!!
このブログシリーズは「さつきやま森のようちえん」の元保護者で、太郎旅の参加者でもあるライターの山田詩乃が、読者目線で、太郎さんに今、聞きたい事をインタビューし、まとめたものです。
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