2016年度ありがとうございました。

さつきやま森の学び舎&ようちえん、
2016年度の活動が無事終わりました。

3月7日(火)に、さくらんぼクラス。
3月14日(火)に、そらまめクラス。
3月15日(水)に、かるがも&どんぐりクラス。
3月18日(金)にたんぽぽクラス&虹色クラス。
3月21日にスタッフチーム。

それぞれの活動が終わりました。

4月の姿、表情。
1年の最終日には、まったく違う子どもたちの姿と表情があります。
保護者のみなさんも、スタッフも同様です。

学び舎の教育方針、環境に共感してくださり、
賛同して入って来てくださった4月。

それを実践していく日々が待っています。
「今やりたい事一番目」に付き合う。。

時には、ぐっと我慢する時間になることもあります。

みんなと別の行動をとるわが子。
頭ではわかってる。でも心が落ち着かない。

子どもを見守る事。
ケンカは止めない。

そんな環境を望んでる。
そんな時間を大事にしたい!

実際に目の前で怒るぶつかり合い。

自分の子どもが誰かにたたかれて、泣いている。
心が引きさかれそうになる。

自分の子どもが誰かを叩いている。
たたくなんて、手を出すなんて。。胸が痛い。
どうして?なぜ?
そんな気持ちがどんどん湧きあがってくる。

子どものことなのに、どうして自分がこんなにイライラしちゃうんだろう。
子どものことなのに、どうして悲しくなるんだろう。
そのままでいいって思いたい。
でも、思えない。。
色んな葛藤を乗り越えた保護者のみなさんが、たくさんいらっしゃったと思います。

同時に。

ぐっと見守った先に、

大好きだよ!
ボクも!!
一緒にいこう!!
大丈夫?

子どもたちの中でできあがる人間関係。

誰かを思いやる気持ち。
誰かが泣いていれば、手をさし出し、頭をなでる。

今やりたい事をやっている姿、ひとみの美しさ。
絶対にこっちがいい!!そこから一歩もゆずらない意志の強さ。
納得がいくまでやり続ける探究心。
怖い、いやだ!そう感じたら動かない、入らない、危険察知能力。
凸凹道もなんのその、身体を上手に使って動きまわる身体能力。

子どもたちのもってる、素晴らしい感性やチカラ。
ふと目があった時に、心から幸せな顔をする我が子。
「今、この瞬間を大事に生きている子どもたち」
その瞬間に溢れる喜びも、たくさんあったかと思います。

色んな気持ちになる時間。
それが学び舎での時間だったかもしれません。

そんな想いを、素直に話せる繋がりができる場所。
そんな想いを、ただ吐き出せて、何物でもない「自分」を
考えることができる場所。

そんな場所は、私達だけでは決して作れないのです。

子ども達はもちろん、
一緒に過ごしてくださった各クラスの保護者のみなさん、
スタッフみんなで創りつづけたからこそ、
できる環境です。

そして、子どもたちと学び舎を信頼してくださったからこそ、
子ども達も私たちも、1年間、自分たちが大事にしている「今やりたい事が一番目」の
環境作りをやりきることができました。

1年間、学び舎で一緒に過ごしてくださり、
心から感謝しています。ありがとうございました。

学び舎でのクラスが終わってしまうご家族もいらっしゃるかもしれません。
学び舎はいつでも、ここにあります。
そして、みなさんが1年間過ごした、池田の自然も、ここにあります。
何かあっても、なくても、
これからも、学び舎や池田の自然に会いにきてくださいね。

最後になりましたが、
学び舎を応援し続けてくださっているたくさんのみなさんに感謝を申し上げます。

応援サポーターとして、寄付を続けてくださっているみなさま。
お一人お一人のお気持ち、大きな支えとして、
いつもありました。ありがとうございました。

関係者のみなさま。
特別クラスの講師や、勉強会などで、子どもたちとご一緒いただきありがとうございました。
みなさんが持っている知識、感性を、
子どもたちにおしみなく提供してくださったこと、
私たちが一番大事にしている「子どもたち1人1人を尊重する」時間を、
一緒に過ごしていただけたこと、感謝しています。
ありがとうございました。

ハウスの周りで、いつも子どもたちに声をかけ、地域の中でみまもってくださったご近所のみなさま。
みなさんの温かいまなざしの中で、
子どもたちは大人を信頼することを覚えているだと思っています。
子ども達に多大な愛をありがとうございます。
そして、いつも学び舎を包みこんで下さる今の地域で活動できること、
心から幸せです。

池田市でサポートくださったみなさま。
市長をはじめ、あらゆる立場のみなさまが、見守ってくださっていました。
池田市に関係してくださっている方が、
実際に現場を見に来て下さったことがとても嬉しかったです。
地域と町と繋がれたと感じれた1年でした。

子どもたちが活動する場所にいるみなさま。
虹色クラスの子どもたちをいつも温かく見守って下さり
ありがとうございました。
今日は、あの子達、お買い物に来たね。
そう言いながら、楽しみにまっていてくださるお店の方々。
みなさんの温かいまなざしに包まれて、子どもたちは1年間
安心の中で様々な挑戦をし、自分達の力を伸ばしていけたんだと思っています。

池田という町に出会い、ご縁いただき、
この町で活動させていただけることが幸せです。

そして。
私たちが、大きな事故もなく活動できたのは、
池田の自然と、
いつもどんな時も、
私たちを包み込む天と大地の存在があってこそ。

あなた達の大きなまなざしの中で、子どもたちだけではなく、
学び舎の全ての大人が自分らしく過ごすことができました。
今年も1年、いつも側にいて、見守ってくれてありがとうございました。

しばらく春休みに入ります。

今年の春は、今年だけ。
「今この瞬間にある全て」に目を向け、
味わう日々を引き続きお過ごしくださいね。

1年間、ありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

コーディネーター 木村祐理

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