【空飛ぶ園長ブログ】新しい時代の歩み その5 ~ 夢を叶える時代 ~大きな改革。その一つがベーシックインカム。日本語で言うと「最低所得補償」となります。それ歴史は古く1600年代には似たような考えがあったようです。ただ今まで、長期的にこのベーシックインカムが採用されたことはありません。ただ、現実になる日が近づいているように感じています。その大きな理由がAI。人は、「食べるために働く」という表現をよくします。衣食住が保証された世界ってどんな世界でしょうか?ドラえもんの世界かもしれませんが。AIが発達して、農業の大部分の仕事をロボットがこなし。輸送や陳列などもロボットがこなしたら。人は食糧生産や輸送にあまり関わらなくなります。それ以外にも、AIが導入されていく事でしょう。それは、同時に仕事がなくなるということです。自動車が出来た時、馬車の操作をしていた人はドライバーになれました。ただ、AIの世界では、自動運転の先に新たな仕事はありません。ユニクロが導入したAI倉庫。今までインターネットで来た注文の発送まで、8時間以上かかっていたのが、AI倉庫では15分。人員は90%ほど削減で来たそうです。AIは人の仕事を奪いません。奪うのは、経営者です。 ・賃金がいらない(電気代のみ)・社会保険の加入が必要ない・24時間働く・シフトを考えなくていい・人間関係ならぬ、ロボット関係でいざこざが無いなどなど、初期投資はかかるもののランニングコストが人の比では無いんです。そうなった時に経営者が選ぶのはAIになります。そのAIに人は勝たないといけない。そう考えたら、その話はすでに崩壊しています。AIが得意なことで、人が勝つことはほぼ不可能です。計算力で争うなんて考えませんよね?居眠りせずに24時間運転できることを争っても意味はないですよね?薬を選ぶ時、世界中にある何百万の薬からあなたの体質にあった薬を探すこともできます。薬剤師も医師もそれには勝てないでしょうね。そうなった時、AIに勝つのではなく、AIとの共存を進めていくことになります。AIが導入されると、貧富の差が開くという話もあります。ただ、多くの人が、貧しく物を買うことが出来なくなると、経営も成り立ちません。そこで、ベーシックインカムの様なものが始まるのかもしれません。最低限の生活ができるお金が保証されるのです。そうすれば、経済も回ります。ただ、贅沢はできません。趣味もあまりできないかもしれません。あくまで最低限です。そうなった時、人はどうしたらいいのでしょうか?働かないでのんびりするってのもありです。でも、コロナのことで生活の保障がしっかりされたフランスで多くの人が外出を望んでいますし、仕事ややることを求めています。北欧で行われた実験でも、人々は働くそうです。それも無理なく、自分の好きなことを好きなだけ。そして幸せ度は高くなったという実験結果があります。財源をどうするか?それはもちろん考えないといけないかもしれない。でも、AI化が進み、物の価格が安くなったら無理がなくなるかもしれません。人件費がかからずに、食料の確保ができる可能性があるんです。そんな新しい時代が来るかどうか?それはわかりません。ただ、今までの様にがむしゃらに働くことに美徳がおかれる時代は終わりが近づくでしょうね。では、その時にどんなことが必要になるのか?それは、生きる力です。今さら?そうなんです。まさに生きる力が求められます。空飛ぶ園長 太郎

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