【空飛ぶ園長 太郎のつぶやきコラム】2019年。どれだけの大人が無駄なことをしたんだろう。って言われたらどう思いますか?そりゃするよ。って感じですかね。今回の話は「好きなこと」とか「やりたいこと」を見つけられないということについて。私が子供たちをみていて思うのは、それって練習不足だからでしょ?ってことです。好きなものを探す練習なんてしなくてもいいと思いますよね。でも、子供たちみていると、練習しているんです。いろんなものに手を出してはやめ、出してはやめ。大人から見たら飽きっぽいだけなのですが、それって練習なのかもって思うわけです。好きなものを一生懸命子供たちに見つけさせようとする大人たち。良かれと思っていろんな習い事や子供キャンプとかに行かせてみるわけです。それ自体を否定するつもりはないけど。子供たちをみていると無駄な努力だよなって。私が子供たちに何も教えられないなって思うのは、私の経験なんて本当に僅かだから。知らないことの方が圧倒的に多いわけです。今度ペルーに2ヶ月間ホームステイする10歳の少年。最初はペルーになんて興味ないし、行かないって言っていたのに、いきなり「住みたい」というくらい好きになっちゃった。大人が考える選択肢に「ペルーを好きになる」なんてなかったわけです。子どもの好きはどこに落ちているかわからない。それが大人の想定を超えることなんて当たり前。なのに大人は、自分の知っている範囲の良いと思われることばかりさせる。自分で好きを探すことをやめ、周りから来るのを待つ子どもたちが育っていく。大学生に話を聞いた時、「やりたいことがわからない」って人が多いよな。そりゃ練習してないから無理だよって思うわけです。では、大人はどうしたらいいのか?私ができることはただ一つ。「好きなことしかしないで生きていけるって姿を見せること」だと思っています。人それぞれ見せることのできることは違うと思いますが、なにかを押し付けるのでなく、なにかを見せれる大人が増える2020年になったらいいな。空飛ぶ園長 太郎 【ここから宣伝】さつきやま森のようちえんのたんぽぽクラスは現在空きがあります。気になる方は1月13日以降に見学と説明会にいらしてください。問い合わせ先morino-youchien@eggs-nature.net年末年始は返信が遅くなることがあります。ご了承ください。

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