【空飛ぶ園長 太郎のつぶやきコラム】モデルの友人が数年前から言っていること。「ヒールを履いて綺麗に歩ける女子が減った。」 その原因の一つは足首の筋肉のなさのようだ。バリアフリーを進める。すごくいいことだってみんなが思っている。私もろう者といっぱいお付き合いがあるから、わかりやすい表示や電車の電光掲示板などはいいと思っている。でも、子どもの発育にそれがマイナスだとしたらどうだろう。足首が弱い原因は、使わないからとか鍛えてないから。歩く距離が短いからじゃないかって言われるけど。それも違う気がしている。足首の周りの筋肉を鍛えるには砂利道や凸凹道がいいと思う。歩いているだけで足首が鍛えられる。何故かわかります?上半身はちゃんと立っている。でも足元は凸凹だと、足首を中心とした筋肉で支えるんです。でも、アスファルトと階段、エレベーターで作られた都市では、足首のトレーニングがしにくい環境がある。障害のある方には優しい。でも、子どもの筋力は落ちる。森のようちえんを始めた頃にやっていた検査方法がある。斜めの斜面を横方向に歩かせるって言うことをしてみる。足首の弱い子供は手を広げてバランスを取らないと歩けない。これは大人も試せますよ。自分の子供は大丈夫?どうしたらいいのか?山に出かけたり、河原を歩くだけでいいと思います。森のようちえんが必要とされていることの一つに、この体の発育があると思っています。自然の中で思いっきり遊ぶのは、心も体も成長するために必要だって思っています。空飛ぶ園長 太郎

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