防災講座その2
私の住む大阪では、今年は地震があったり、台風が直撃したり。そんなことで、防災講座の問い合わせをいただいております。
私自身は、12歳の時から山登りを始め、30年以上楽しんでいます。そんなアウトドアの経験をもとに、防災講座を行っています。
防災講座の内容は下記のようなものです。基本的に話している内容の全てです。これだけ読んで理解いただければ、1番楽なのですが。やっぱり話が聞きたいと言う方は、防災講座をご依頼ください。
【電気の確保】
大阪では、先の台風で多くの家が停電しました。その数わかっているだけで2,180,000戸。その数字の多さから、もう訳がわかりません(笑)
私の家は幸い停電がなかったようですが、それもどこの電線が切れるか次第。ちなみに私はその時期カナダにいて、よくわかっていません。
では、電気がなくて困るものは何でしょうか?
水道の水が出ないこと
エレベーターが動かないこと
冷蔵庫の中身が溶けてしまうこと
携帯の充電が切れてしまうこと
夜電気がつかないこと
子供たちにとっては、ゲーム機の充電が切れてしまうこと
などなど、現代の生活ではたくさんのことが困ってしまいます。
特にオール電化、超高層タワーマンションなどに住んでいる方は、切実な問題だと思います。
では自分で加工できる電源って、どれぐらいあるのでしょうか?
いろいろな点を加味し、必要な電気の確保することを考えています。
・情報源の確保
最近は、スマホが大量に出回っているため、この集団が多く用いられています。そのため、スマホの電源確保が重要となります。
・冷蔵庫の電源確保
これについては、食料のところで詳しくお話しします。
・水道のモーター
これはどうにもなりません。ということで前回お話しした水の確保のところをお読みください。
http://eggs-nature.net/ecotour/2018/09/16/bousaikouza1/
・照明の確保
さすがに家の電気をつけることができませんが、懐中電灯の電池を確保することができそうです。
上記のようなことから、とりあえず電源を確保するのに有効な手段を考えてみました。
①予備バッテリーの携帯
よくスマホ用の予備バッテリーとして売っているものを使うと言うものです。大きさによって、何回充電できるかが変わります。
技術的な問題があるのかは専門外なので分かりませんが、予備バッテリーから充電用のニッケル水素電池にも充電できました。
②太陽光パネル型の充電器
こちらは太陽が出ていさいすれば、ある意味無限に充電できるものです。ただ小さな太陽光パネルでは、充電スピードが遅かったりします。自分で持てる大きさ等の兼ね合いが大切となります。
③小さな焚き火で発電をするもの
最近太郎がお気に入りで使っているグッズの1つです。
キャンプ場で15分ほど小枝を集めたら、3時間も発電ができました。最後は電気が余る位。
ちなみに発電した電気を一度バッテリーに貯めますので、充電スピードは、予備バッテリー同様かなりスピーディーでした。
また小さな焚き火の上では、お湯を沸かしたりする料理は可能です。普段はマシュマロを焼いたりして遊ぶこともできます。
それにしても大切なのは、「日常にする」ということ。予備バッテリーならばよく使うこと。つまりは持ち歩くことによって、使い方に慣れたり、バッテリーが減っているか確認できます。
太陽光パネルも、いつも窓際に置いて、どれぐらいのスピードで充電できるかを確認したりして、使い勝手を知っておくことが必要でしょう。
見つめの焚き火のものも、使ったことがなければ意味がありません。なるべく使ってみてください。
ちなみに着火剤として、私はいつも「かっぱえびせん」を使っています。こんな使い方もあるんです。動画を見ていただければわかるかなと思います。もしカルビーさんが見ていて、これは使えると思ったら、何か一緒に広げて行けたらいいなぁなんて思ったりしてます。
「かっぱえびせんは、コンビニで買える着火剤にもなる、非常食。」
見つめの、焚き火のものもそうですが、少しでも荷物を少なくするためには、1つのものが、いくつもの用途で使えることが肝心です。サッカーで言えばいくつものポジションをやれる選手が重宝がられるのと同じです。
かっぱえびせんは、食料として子供たちの心を癒すだけでなく、着火剤として料理のサポートもしてくれる。
素敵だなと思います。
その3に続く
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