【空飛ぶ園長ブログ】新しい時代の歩み その3~ 情報の渦の中で ~帰国してから、毎日の様に同じニュースが繰り返される。感染者数、追えない感染者、政府の対応の不備、感染した有名人の謝罪。SNSでは、本当かどうかも分からない情報に一喜一憂しながらのコメント。本当に踊らされる。そんな状態に私もなっていた。少しでもいいニュースが無いか。一気に世界が変わるニュースがあるんじゃないか?そんな気持ちで、出てくることのないニュースを待っている気がする。学び舎の経営が厳しい時、明日になったら急に援助してくれる人が現れるのを期待していたときに似ていた。それでも、その期間は長すぎた。あるときから、自分で情報を集め始めた。受け取るだけでなく、真実がどこにあるのかを求めて。そうなれたのは、ある事実を知った時と、偽のニュースを見た時。国民への30万円の給付が動き出し、最終的に10万円の給付が決まる。これにメディアも、SNSも批判を浴びせる。世界で一番の対策かどうかは調べていないが、様々な批判が毎日入ってくる。ペルーのガイドに、連絡して、ペルーではどうなっているのかを聞いた。ペルーでは企業への支援は特になし。国民への給付金もなし。年金を払っている人はそこから前借が出来る。というのが、4月中旬に教えてもらった回答。給付金を出しているのは、一部の国なのかもしれない。その可能性に気が付いた。人は、かけている所は良く見える。子どもたちを例に出すとよくわかる。本ばかり読んでいる事もがいるとする。するとその親はこういう「あの子は他の子と遊ばなくって心配なんです」本に全く興味を示さない子どもがいる。でも友達と良く遊ぶ。その親はこういう「うちの子本を全く読まないんです」人は、出来ている人と、出来ないことを比べ、そこを評価する。日本より早く給付を決めた欧米を見て、出来ていない自国の政府を攻める。そもそも、同じ土俵に立っている訳ではない。今までの法律があるからそうなっている。その法律を作ったのは、国会議員。それを選んだのは国民。そこは関係ないのかな?ちなみにペルーの法律にこんなものがある。選挙に行かないと罰金!!そのおかげで投票率は100%まではいかないものの非常に高い。そして、国民は政治の話に非常に熱心だ。10万円もらえるって言うことを前向きにとらえるも、後ろ向きにとらえるも、それは個人の自由。ただ、誰かに責任を押し付けるのは別。もう一つ、偽のニュース。私は上高地に10年間住んでいた。その上高地のニュースが流れた。確か4月20日くらいだったと思う。その日の上高地の人の出と、去年のゴールデンウイークの人の出を比較していた。映像だけ見たら、その日の上高地は全く人がおらず、ゴールデンウイークの方はすごい人でだった。それを見た人はこう思うだろう。「観光地は大変だな」事実は違う。4月20日はまだ開山前。バスすら動いていない可能性がある。通年マイカー規制のある上高地への手段は路線バスか、10km以上歩くかだ。人がいなくって当たり前。休園中のディズニーランドの中の映像を取って、今日は人がいませんって言っている様なもの。それも、信頼の厚いテレビ局が流したニュースだ。本当に、情報を確かめて流したのだろうか?それから、いろいろ考えるようになった。友人から、トランプ大統領はいい人だと言われ。思わずその人を疑いそうになった。でも、私はトランプさんにあったこともない。知っているのはニュースの中だけだ。そもそも、アメリカ人の半分が投票して選んだ人だ。5月に入ってから、トランプさんとロバートキヨサキさんが書いた本に出合った。そこには、聡明でアメリカとアメリカ人を本当に心配しているトランプさんがいた。ニュースは、トランプさんが作ったものではない。でも、この本はトランプさんが作ったものだ。どちらが本当なのかは、明らかだ。本人が言っている事を直接聞ける本が信頼できる情報源。あんなにも他の人を思える人だったんだってびっくりした。インターネットが発達して、SNSができて。まだまだ、私たちはその扱いの初心者。正しい情報を取る難しさを実感した。世界中が混乱しているから見えてきたもの。自分にとって真実とは、自分の中にあるものだ。外から来ているものではない。自分の感情も自分の中からくるが、それが正しい情報に結びついているかは分からない。だって、未来の事を心配して「恐怖」の感情が来る事があるでしょう。真実=感情とはならない。自分の中にある真実。それにまずはしっかり向き合うことが大切だ。周りの情報に流され、感情が暴走しない様に。自分の真実を知ることが、私の新しい時代への一歩となった。空飛ぶ園長 太郎
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