「今やりたいことが1番目の本当の意味」


今やりたいことだけをやっている。すると、大人たちはこんな心配をする。

・わがままにならないのか?
・ちゃんと椅子に座って話が聞けるのか?
・好きなことだけでは生きていけない

本当にそうだろうか。

学び舎の子供たちを見ている限りそんなことはない。

みんなそれぞれに、やりたいことをやっていても、そこには何か見えない関係性がある。
他の人に迷惑をかけないし、ストレスも溜まっている様子もない。いやあるのかもしれないけど、一般的に言われるストレスとは違う気もする。

やりたいことだけをやっている子供たちの集団の特徴の1つは、他者と比較されないことだ。

鉄道好きと仮面ライダー好きを比べることができないし。
料理好きと園バス掃除が好きな子供を比較することもできない。

この比較することができないと言う状態が、とても大切だと思っている。

人は常々誰かと自分を比べてしまう。そして比べるときは、大抵自分が劣っていると言う感覚になる。逆に優れていると思うとついついニヤついてしまう。

別に自分と他人を比較することなんてないのに、いつも比較されるからそれが癖になっているんだと思う。
比較しても何も生まれない。どちらかと言うと、自分を見失っていく気がする。

だって人と争わなきゃいけないわけだから。そこに好きとか言う感情は無い気がする。

今やりたいことが1番目。これは好きなことをやり続けることで、他者と比べることがなく、自分自身、自分らしく生きていくと言う力を身に付けていくこと。

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