「学び舎の子どもたちの未来像は?」

園長コラム

私たちが、子供たちにしてあげられる事はほとんどない。なぜなら、彼らはすでに自分というものを持ち、どう成長していけばいいか知っているからだ。

では、学び舎では一体何をしているのだ?そう思われる方も多いと思う。
一言で言うならば、「幸せの日常化」

日常化。とても大事だと思っている。旅をしていてそれを強く思う。旅から帰ると、まるで夢から覚めてしまったような。そんな経験をした人もいるだろう。でもそれが日常だったら、どんなに楽しいとも思っただろう。

幸せな時間が、日常化する。そんなことをできる人を育てていきたいと思っている。
それはどうやってやればできるのか?

幸せの4要素を提唱している、慶応大学の前野先生の言葉を借りるのであれば下記のようになる。
幸せの正体の4つの力
①やってみよう②ありがとう③何とかなる④ありのまま
この力があれば、人は幸せになれるのだと言う。詳しく知りたい方はインターネットで調べていただければいいと思う。

学び舎の子供たちは、常にこの4つの力を使い日常生活を送っている。「力」と言うものは、何もしなくてもつくものではなく、練習をするから使えるようになるもの。

だから日常化していくことが大切。

幸せになる4つの力を、いつも練習している環境が学び舎だと私は考えている。
そして見学に来た方に、そのことを伝えると、「まさにその通りだ」と言っていただける。
私たちは、子供が幸せになる力をつけるための場を提供しているだけ。そして、大きな怪我のないように安全な場を提供している。

そんな場を作ることが、学び舎が子供たちにできる唯一のことだと思っている。

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