「勉強はどうしていますか?」

園長コラム


勉強とは何のためにするのだと思いますか?良い学校に入るため?良い就職をするため?
ではそれが幸せにつながっているんでしょうか。
学び舎の中では、いわゆる教科書とか、テキストを使った勉強の時間をとっていない。
勉強は、「考える力=知性」をつけるためにやるものだと考えています。知性とは、結論を出す力とも言われています。
学校教育が悪いとか、そんな事は一切思っていないし。そういった教育が、合う子供たちもいる。
ただ、気をつけなければいけないのは、ただただ計算を早くやったり、歴史を覚えたりしても、考える力がつかないということだ。
あれは、ただの作業でしかない。
算数の文章題のように、問題文を読み、理論を構築し、式を作り、答えを導き出す。これは立派に考えている。
この2つの違いがお分かりだろうか?1つ目のただの計算などは、すでに世の中に出回っているAIに負けてしまう。2つ目ですら、今のAIには解けてしまうだろう。
でも、考える力をつけることが意味がないわけではない。それは、もう一つの大切な力、感じる力と共にあるから役に立つのだ。
学び舎では、この感じる力を中心に子供たちが身に付けている。考える力の付け方は、既にわかっているが、感じる力の付け方はわかっていないから。
でも両方の力がないと、ただのAIに人間がなってしまう。

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