2020年9月11日(金)小学部A 自由活動の日待ち人来たれり。「先にあそこの公園行っといたら、合流してすぐケイドロして遊べるやん」って提案したけど、「逆に言うと、来るまでここでボール当て遊べるやん。来たら一緒に移動しよ」って。子どもたちは頭で考えた「効率」とかよりも「今の楽しみ」の感覚が生き生きしているのに、ハッとさせられる。公園の落とし物の取り扱いで、1人の子とスタッフが言い合いになって、それを見た他の子が「どっちも正論やな」ってボソッと言いに来た。そうやんな。どっちもあるよね。「この場で一つの結論にまとまる」みたいじゃない状況が今までもたくさんあり、今日もその一つだったなって。あと5分でみんなで帰ろうと言ってたのに、「おもんないから先に帰る」って言って聞かなかった子。大人には「もうすぐあとほんの5分」、子どもには「5分もなんて」。スタッフ多めだったから、5分待たず、1人先に分かれて帰るとき、「ケイドロ途中やったのに、みんなそれぞれバスケとか野球とか始めて、ほんまおもんない」って、ボソッと言った。そっか、ケイドロやりたくて、でもみんな違うのやってできなくなって、おもんなかったんやね。「もうあと5分やからみんなで一緒に帰ろ」なんて押し付けず、先に一緒に帰ってそれ聞けてよかったよ。振り返りで「クソおもんない1日やった」って言ってて、私にはおもしろい一日だったな。(えみーにょ)#オルタナティブ教育#さつきやま森の学び舎

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